「いいか。どんな手を使ってもいい。一か月以内に九千万ドルを取り返せ」大手商社勤めの乃木憂助は、ある日勃発した誤送金事件解決のため、中央アジアの小国、バルカ共和国に向かう。己の全てを掛けて大金を追ううちに見えてきたのは、世界中で暗躍する秘密組織の影だった。「お前は世界中を巻き込む大きな渦に入り込んだ」遂に、冒険が始まる──。
ドラマのヒット作品!
正直、もうそろそろ、何だかテレビが入るみたいですが、私自身はここ数年、テレビが壊れていて買い替えもしなかったので、ドラマの方は見ていません。なので、本書を読んでもドラマとの違いがあるか?などについては分かりません。
ソシャゲの中でのやり取りで今ヒットをしている作品。と言う事で話を聞いていて、本屋さんに行ったら、あった!となりましたので、購入をさせて頂きました。そして、何だか妙だな?と思っていたのですが、謎が解けましたね。タイトルはヴィヴァントとなっているのですが、自衛隊の別班の事なのですね。すでに読んでいる作品で、本屋で何故?今更に別班の本を本屋さんが、どうぞ!みたいな勢いで紹介をしているのか?疑問だったのですが、この作品の影響だったみたいです。
と言う事で、その時に書店でプッシュをされていた作品についても、すでに読んでいる状態でした。この原稿を書くのに、久しぶりにヴィヴァントの本自体も手に取りましたが、昔の自分の書いた過去の自分と向き合う形にもなりましたね。
で、書いてある通りですが、自衛隊の別班と言うのは、ドラマに出てくるように過激なアクションや過酷なトレーニングを積んだ部隊ではないと思います。少なくとも私はね。なので、もう序盤のスーパーマンのような動きをしている自衛隊の別班の人を見て、うん。。これはドラマだから。と頭の中で割り切って、エンターテイメント作品の小説として読むようにしました。
その結果として言えば、エンターテイメント作品としては面白い作品だな。と思えましたね。ドラマの方では、日本のドラマらしからぬ予算を使ってロケをされたみたいですが、いつか機会があれば。。うーん。具体的に向こう一年の予定が何もない。と言う状況になったら見てみるのも良いかもしれませんね。
上記の別班についての作品についても書いているように、私自身は別班はあります。ただし、そこは極秘情報の収集をしている場であり、インテリジェンスの世界であって、かつ別班の職員自体は自衛隊員として最低限の動きはしてくれるのでしょうが、別にスーパーヒーローのような動きをする訳ではない。情報は現地筋の民間人頼み。と言うのがありますね。ちょいちょい、中国で日本人の商社マンが中心にスパイ活動として逮捕をされていますよね?全員がスパイ活動をしていたとは思いませんが、実際に外務省や自衛隊なども、現地の商社の方に頼む事があるみたいなので、中には本当にスパイ活動をして逮捕をされている方もいるとは思います。
ただし、問題となるのは、本人がスパイ活動をしている自覚はないかもしれない点ですね。外務省からダイレクトに依頼は多分しないでしょうから、会社から言われたから、何となく行って写真を撮影をした。とか、そのレベルのケースもありそうですよね。ドラマや作品に出てくるような、アクション活動が得意な舞台はレンジャー部隊でしょうね。もしかしたら、そのレンジャー部隊の中から選りすぐりの強者が数人で構成をされているチームが、もしかしたらあるかもしれない。
ドラマはドラマ。リアルはリアルとして、エンターテイメント作品はエンターテイメント作品として楽しみましょう。小説になりますので、本書の厚み自体はありますが、厚み程、実際に読むのに時間がかかったりはしないので、意外と作っと読み終える事が出来る作品となっていました。
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