ゲバラのHIROSHIMA

チェ・ゲバラ

チェ・ゲバラ

内容紹介

2017年は現在も世界中に支持者を持つ革命家チェ・ゲバラの没後50年。
1959年に広島を訪れ、強い衝撃を受けた氏はキューバに戻ってから「(平和のために闘うならば)広島を訪れることがなによりも大事だ」と訴え続けた。
ゲバラは広島を知り、どう影響を受けたのか。ノンフィクションライターの著者が、
現地取材によって革命家ゲバラの平和への思いを徹底的に探っていきます。

内容(「BOOK」データベースより)
1959年7月25日。キューバ革命直後に、使節団として来日していたチェ・ゲバラ、予定を変更して電撃的に広島を訪問した。稀代の革命家は、なぜ広島にそこまでこだわったのか!?その地で何を感じ、何を持ち帰ったのか!?キューバと広島―現地取材でゲバラの“ヒロシマへの思い”を追った渾身のノンフィクション!!

著者について
広島県福山市出身。ノンフィクション作家。
各種の雑誌や書籍に人物ルポや社会レポートなどさまざまなジャンルの記事を執筆。
2015年7月に上梓した『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』(双葉社)はベストセラーになり、
双葉社ジュニア文庫より同名の著書、また現地取材を行った続編の『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカ 日本人へ贈る言葉』、
ホセ・ムヒカ夫人の人生を追ったノンフィクション『信念の女、ルシア・トポランスキー ~ホセ・ムヒカ夫人の激動の人生~』も執筆。
近著に、殺処分寸前だった雑種犬が災害救助犬になるまでを描いた『夢YUMENOSUKE』、
オバマ大統領他28名の広島を訪れた著名人の言葉を紹介した『世界の著名人が伝えていたヒロシマからの言葉』(双葉社)、
また、佐藤真澄名義で、児童書『小惑星探査機はやぶさ 宇宙の旅』『ボニンアイランドの夏』(ともに汐文社)などの著書がある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤/美由紀
ノンフィクション作家。広島県福山市出身。各種の雑誌や書籍に人物ルポや社会レポートなど様々な分野の記事を執筆。近年は書籍の執筆に力を注いでいる。ベストセラーになった『世界でもっとも貧しい大統領ホセ・ムヒカの言葉』(双葉社)など。佐藤真澄名義でも著書がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

まず、本書より抜粋

今日はヒロシマから送ります。原爆の街です。このドームの中には7万8000人の死者の名前が刻まれています。合計18万人と推定されています。平和のために断固として闘うには、ここを訪れるのがよいと思います。

こちらはゲバラが妻に宛てた手紙に書かれていた文章です。次に、

これからはヒロシマを、ヒロシマの人々を、愛していこう。

これはゲバラが広島の原爆病院で被害者に言ったとされている言葉になります。

ゲバラが広島に来ていた

顔を見れば、誰でも見た事がある。だけど、半分以上は名前を知らない。そして、何をした人かも知らない。だから、当然ほとんどの人がゲバラが広島に来ていた事を知らない。ゲバラ没後50周年と言う事で、エルネストと言うタイトルの映画もありましたが、関係者には申し訳ないのですが、商業的には凡そ成功とは言えない数字だったかと思います。申し訳ないついでで書きますが、私も見ていません。でも、今度DVDとブルーレイ化をされるので、その際には購入して見るつもりではあります。

ちなみに、その作品のトレーラーは以下です。

個人的にはゲバラに興味を持って調べ始めたのは30過ぎてからで遅い方だと思いますが、こんな男がいたのか?とグイグイと引き込まれていきますね。サルトルが最も完璧に近い人間と言い、ジョン・レノンが最高に格好いい男と賞賛をした人物。それがゲバラになりますが、日本ではキューバ革命の話自体がマイナーですからね。アメリカの敵は日本の敵。そうした意識があるのかもしれません。ゲバラを賞賛すると、アメリカの機嫌を損ねるかもしれませんからね。

本書を読んだ理由はピンポイントです。広島にきた時のゲバラの事を知りたかったから。本書の著者となる佐藤美由紀さんにとっても、ドンピシャリの読者ですね。ただ、まだまだゲバラの勉強中に付き、色々と知らない点もありました。

ゲバラとカストロに会いたかった

アメリカと殴り合いをしながらも、負けなかった男、カストロ。そのカストロをアルゼンチンで割と裕福な家庭で育って、医師免許まで取得をし、かつ喘息持ちでありながら、兵隊として戦う事を決めたゲバラ。ゲバラがキューバを去る時の最後のカストロとの会談はついに公表される事なく、カストロも死んでしまいましたが、固い友情が刻まれていたのは間違いないでしょう。

個人的にはカストロよりもゲバラに尊敬の念を抱いているのですが、カストロもカストロで凄いよね。CIAが色々と動き回って、見ろ!カストロのやつはこうやって不正に蓄財をしているぞ!と言う情報を暴いて、親米政権を作る為の火種にしようとしていたけれども、色々と調べた結果、マジでカストロ何も持っていないよ。と言う事が分かり、別の作戦への切り替えを余儀なくされた。と言う話を聞いた事があります。

キューバと言えば今でも所得と言う点では貧国の一つですが、教育・医療、ともに先進国レベルとなっています。他の中南米と比較をして治安も良く、広島と長崎に原爆が投下をされた事を概ね知っている国民。下手をしたら日本よりも%としては知っているかもしれませんね。

そんな人を大事にしている国、キューバを作った男はどんなやつなのか?出来れば会って少しでも良いから話を聞いてみたい。と思っているのですが、それはもう無理なので、こうして書籍を読んで二人の歩んだ道を探っています。

世界で最も有名なポートレートとなる、いつものゲバラの顔についても、どんな瞬間のワンシーンだったのか?それを本書で知る事が出来ました。ここまで知っている人はゲバラを知っている人の中でも割合としては少ないのではないでしょうか?書いてしまうと、あれですから、本書を読んで貰えたらと思います。

あの真っ直ぐな目、人を人として接するゲバラだからこそのシーンとなっています。

原爆資料館では、世界の首脳も何人かは来ているみたいですが、カストロとゲバラが最も熱心に見ていたそうです。これは時間的な配分もですが、館長に矢継ぎ早に質問をしたりもしたみたいです。

有名な話ですが、広島の記念碑には、「我々は二度と過ちを犯しませんから」には主語がありません。全うな文章力と想像力があれば、どう考えても我々には広島に住んでいる人や日本人を主語にしている事になると思いますが、一応はそうした指摘をされて、現在では公式的には人類全体を指している。と言う事になっていますが、ゲバラもカストロもこれについては怒っています。

オバマ大統領が広島を訪れたのですが、謝罪がない事にもカストロは怒っていました。

「君たちはアメリカにこんなひどい目に遭わされて、怒らないのか?」これはゲバラが言ったとされている言葉になりますが、重いよね。ゲバラは予定になかった広島行きを急遽決定させてまで見てみたった広島。実は私は行った事がないです。いつかは。と行かないと。とは思っているのですが、観光地と違って行きたい!と思える場所ではないですからね。

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