藤本タツキ短編集 17-21

藤本タツキ短編集 17-21
藤本タツキ短編集 17-21

『チェンソーマン』を生んだ鬼才・藤本タツキの原点! 漫画賞初投稿作『庭には二羽ニワトリがいた。』から、思春期の熱情が暴走する『佐々木くんが銃弾止めた』、迸る恋心が全てを蹴散らすSFラブコメ『恋は盲目』、ネジがぶっ飛んだ殺し屋少女の恋『シカク』まで──剥き出しの圧倒的才能が炸裂する、初期短編集!!

一度病院に行って診てもらって貰いたい

藤本タツキ先生の短編集になります。ルックバックは短編作品となり、あちらはあれで単行本一冊になりますね。今作も含めて、ジャンプコミックスの単行本としては厚さが薄めになります。その分として、少しぐらいは安いのかな?と思ったりしたのですが、しっかりと同じだけの値段を取られました。

作品としては、全部で4作品となります。本人のコメントも少し掲載をされていて、一番好きなのが『佐々木くんが銃弾止めた』みたいなのですが、確かにこちらの作品は面白かったです。どう面白いか?と言われたら、訳が分からないのだけれども、一応は分かるから楽しめました。

ニワトリの話は、ありきたりなのかもしれませんが、藤子不二雄のSF短編集に掲載をされている話と、根本的な部分が重なっている印象を受けましたね。

今回の短編集を読ませて頂き初めて知ったのですが、震災にあっている方だったんですね。多感な時に、東北の大震災を割とそれなりに近くで体験をしたような印象を受ける事が書かれていました。もしかしたら、ちょっと痛んでいる部分があるかもしれませんので、一度病院で診てもらって欲しいですね。

藤本作品の魅力となる、どこかいかれているのが、デビュー以来あったんだ。と言うのが、今作を通じて分かりました。サクッと読めるので、購入しやすい作品になると思います。

来月には、さらに短編作品集が販売予定となっていますね。まだカバー表紙も出来ていないのですが、そちらについても購入をする予定です。

藤本タツキ短編集 17-21を読んでみよう♪

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