麒麟がくる(1月視聴分の感想)

大河ドラマについては、今まで見たり見なかったりで、要するにちゃんと見た事がなかったのですが、今回の麒麟がくるは良いですね。砂埃が舞うシーンも良いですし、ドローンを使いまくりで、これまでになかったアングルでのシーンも豊富となっています。

強いて言えば、刀で切られたりするシーンで、返り血は出ているのですが、切られた方の出血が少ないのが残念ですね。別に血が見たい訳ではなく、なるべくリアルにやって貰いたいだけです。出来ればナンバ歩きで歩いて欲しいのですが、難しいですかね。

で、これからは頑張ってみるついでに、月間で見た感想を書きなぐっておこうと思います。

第一話(光秀、西へ)

田園風景が広がる場面で、野党が襲うシーンから始まります。十兵衛光秀が他の人を率いて野党を追い払うのですが、野党の頭領が鉄砲を何故か所持していて、見方の一人が被弾。危うく光秀に当たる所でしたね。

これで当たっていて、光秀死亡となっていたら、『麒麟がくる(完)』となっていた所なので、危ない所でした。

で、味方の負傷よりも、心は鉄砲になってしまった十兵衛光秀が上の上となる斎藤道三に鉄砲欲しいん。とお強請りをして、堺へと行く事に。説得をする為に、斎藤道三の嫁が病気だから、名医も読んでくるわ。と言う事で、斎藤道三も、それなら旅費出してやる。と言う事で十兵衛光秀の旅行の許可が降りましたね。

で、軽く道中の様子が出て、追い剥ぎをしている連中と遭遇をしたり、戦で負けた村の人なんですかね?捕虜として奴隷として売られる人と遭遇をしたりと、リアルな戦国時代が描かれていました。

その後は松永久秀が登場をしていたり、谷原章介が出てきたり、色々とあったけれども、取りあえず寝ている間に松永久秀が鉄砲を買ってくれていたみたいなのですが、こいつの目的は不明。手数料として金をむしり取ったとは思うのですが、その辺りの描写は特に描かれていなかったのですが、見ていて金を盗む気持ちは満々でしたね。

三ヶ月程度は時間が係るのかな?と思いますが、この後、十兵衛光秀大ピンチの場面で、信長とオールスターの部下が光秀踏ん張れよ!と言うシーンが出てくるのかな?と思いますが、その時に松永久秀もいるはずですが、十兵衛光秀と松永久秀の絡みは、それ位ですかね?

最後の松永征伐の場面でも織田軍として光秀も出てくるので、あんまり仲良くしておくと見るのが辛くなりますね。

それよりも、一番自分の中で良く描いたな!と思ったのが比叡山の通行料ですね。

これ、あまり知られていないのですが、比叡山の野郎、勝手に通行料を取っていたんですよね。で、これ、通行料だけではなく、例えば野菜を売るべ。となっても、大根一本につき、いくらとか、関税をかけやがったんですよね。これを知らないと、織田信長がやった楽市楽座の事が、何がそんなに画期的だったのか?と言うのが理解をしつらいと思います。

もちろん、当時も組合みたいなのはあって、そこに金を渡さないと商売が出来ない。とかあったのですが、流石に食い物の組合。と言うのは、当時はなかったはず。(知識不足だったらすまん。)

そもそも、組合が出来るレベルの国家的なレベルで必要な商品とかになると、町民の生活に、そこまで生活の上で関係がなかったりするのですが、食い物となると町民も生活に関係がありますからね。これが関税無しで自由に売る事が出来るようになれば、安く売れるようになるし、安く販売をしたら、町民も少しでも安く買おう。と言う事で、人が集まる。人が集まれば情報も入る。と言うのが楽市楽座だったんじゃねーの?と言うのが個人的な感想ですが、何となく信長様にとんでもない目に合わされて、一方的な被害者みたいなイメージを持っている人も多いかもしれない、比叡山がとんでもない連中だった事を描いてくれて良かったですね。

荒廃した京都も描かれていて、紆余曲折がありながら、医者もゲットをして、美濃に帰って一話は終了となりました。

そこで、平和な暮らしをしていると、麒麟がくるんじゃい。と言う話を駒がしていましたが、駒を助けたのは誰だったんでしょうね?一発大穴狙いで、太田道灌で行きたいと思いますが、それよりも、あの連中は何で町中に火をつけてたの?

第二話(道三の罠)

もっくんがカッコイイ感じで描かれていたのが第二話。

話としては帰宅した十兵衛光秀と帰蝶が何だか幼馴染みたいな設定になっていて、まー、顔見知り位ではあったと思いますが、何だか仲が良さそうでしたね。

兵士の数としては多かった信長の親父の信秀こと、高橋克典は油断しまくりで、弟や重臣らしき人物も討死。数秒悲しみの表情を見せてから、家に帰って寝るか!と言ったのが、ちょっと面白かったですよね。

十兵衛光秀の事で言えば、旅費の半分は返せよ。と主君の斉藤道三に言われて、えー?となったり、大将首を二つ取ったらチャラにしてやるわ。と言われて、えー?それも無理じゃね?となったり、でも、一人は取れたみたいだったので、半分の半分はチャラにして。と言える感じになったので、まー、頑張れば給料で数か月で返せるんじゃね?と思ったりもしたのですが、あの大将首が叔父さんの光安に見立てたのは、なんだったんですかね?

良く分からないのですが、鎧兜をしていたら、見分けが付かない親父なんて、世の中にごまんといると思いますが。

で、土岐家です。

戦国時代のイメージと言えば、上の人間に対しても、平気でぶち殺す。と言う時代だった。と言う考えを持っている人は多いと思いますが、それは比較的にレアケースになります。

大河ドラマでも描かれていましたが、信秀だって一方的に美濃に攻め込んだ分けではなくて、力はないかもしれないが、上の立場の土岐家に承諾を得ているわけですよね?

そんな土岐家の頼純君も、斉藤道三に毒殺をされた。と言う形で大河ドラマでは描かれていますが、歴史的には良く分かっていないみたいです。若い時に死んだ人で、病気の記述がなければ、大体毒殺設定になります。

で、帰蝶が、この頼純君と結婚をしていた。と言う事になっているのですが、これも良く分かっていないみたいです。斉藤道三の娘だったのは間違い無いみたいですが、それが帰蝶だったか?どうか?については、諸説あるのかな?と思います。

そんな土岐家になりますが、子孫がまだ元気です。

家系図として、どうなっているのか分からないのですが、斉藤道三の血が入っている可能性もあるんでしょう?すげー!

土岐家については、以下とも見てもらえたら良いのかな?と思います。

大桑城 土岐頼純 美濃・土岐氏最後の本拠地

土岐頼純は道三に暗殺されたのか?骨肉の争いの果てに【美濃戦国譚】

後日談になりますが、斉藤道三は息子に殺されるのですが、無能扱いをされている息子なのに、どうやって権謀術数の道三を倒したのでしょうかね?

いずれにしても、親父が殺されたのがチャンスとなって、信長が美濃に攻める口実を与えてしまいましたよね。これ、息子が親父を殺さなかったら、歴史は変わっていたでしょうね。信長も美濃を侵攻する口実も出来なかったですし、そうなると浅井と同盟をする必要もなくなるし、京都にいけねー!となっていたでしょうね。

ちなみに、今回の大河ドラマ。衣装デザインについて、あんなに派手だったわけがない!と言っている人がいるみたいです。私は好きなだけで、別段詳しい訳ではないのですが、衣装デザインの黒澤和子さんは、世界の黒澤の娘さんらしいです。取り合えず、信じます。

麒麟がくる(2月視聴分の感想)

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