アカデミー賞5部門に輝いた1964年公開の名作ディズニー映画「メリー・ポピンズ」の20年後を描いた続編。大恐慌時代のロンドン。バンクス家の長男マイケルは今では家庭を持つ父親となり、かつて父や祖父が働いていたロンドンのフィデリティ銀行で臨時の仕事に就いていた。しかし現在のバンクス家に金銭的な余裕はなく、さらにマイケルは妻を亡くしたばかりで家の中も荒れ放題。そこへ追い打ちをかけるように、融資の返済期限切れで家まで失う大ピンチに陥ってしまう。そんな彼らの前に、あの「ほぼ完璧な魔法使い」メリー・ポピンズが風に乗って舞い降りてくる。主人公メリー・ポピンズを「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラントが演じるほか、共演にも「キングスマン」のコリン・ファース、「マンマ・ミーア!」のメリル・ストリープ、「007 スペクター」のベン・ウィショーら豪華キャストが集結。前作でメリーの親友バートを演じたディック・バン・ダイクも出演する。監督は「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」といった大ヒット映画のほか、舞台演出家・振付師としても活躍するロブ・マーシャル。
ワクワクした映画でした
男組のような硬派なイメージで認知されている私でありますが、時にはこうした映画も見て、発想を柔軟にさせる必要を感じています。幅の狭いおっさんにはなりたくないですからね。で、映画『メリー・ポピンズ リターンズ』を見たのですが、面白いじゃないか。見ていて非常にワクワクさせて頂きました。
リターンズと言う事で、前作を見ていないけれども、大丈夫かな?と思っていたのですが、40年以上も前の作品でした。見ていなくて当たり前と言えば当たり前ですかね。見た感想としては、前作を見ていなくても、全く問題ないです。
メリー・ポピンズの最初の作品
ロンドンに住むバンクス氏は、娘ジェーンと息子マイケルのために“厳しい乳母”を捜していました。ところが、“優しくて若くて美人で親切”な乳母を求める子供たちの願いが届き、ある朝、パラソルを開いた女性が東風に乗って現れます。その名はメリー・ポピンズ。彼女がやって来た途端、子供たちは大喜び。大道芸人のバートと美しい絵の国で遊んだり、空中に浮いたままお茶会を楽しんだり・・・。しかし、いつも気難しいバンクス氏は、メリー・ポピンズをよく思っていません。はたして、メリー・ポピンズは、バンクス氏の心を見事にほぐすことができるのでしょうか?
こちらが前作になります。1965年の作品となりますので、高齢者ならば、リアルタイムで見ていた可能性はありますが、一般的な現役世代であれば、体外は見ていないはずですね。上述していますが、見ていなくても、特に問題はなくいです。父親と妹は以前にメリー・ポピンズに会っているんだな。と言うのが会話からも分かります。
ちなみに、こんな感じみたいです。
第二次世界大戦前の恐慌時代のファッションが参考になった
ミュージカルの部分、魔法で起こる不思議な現象。そうした点も面白かったのですが、個人的には親父のファッションが一番気になりました。第二次世界大戦前の恐慌時代が舞台となっていて、当時のイギリスのファッションをある程度は再現をしているであろうと思えるのですが、今でも全然格好いいんですよね。
クラシカルなスタイルかもしれませんが、見ていて、お。ベストか。俺も着ようかな?え?ブルーのジャケット?意外と何でも合うんだね。とか、そんな感じで見させて頂きましたね。あまり映画を見ている層が注目をしていない部分になるかもしれませんが、それぞれの視点で楽しんでも、バチは当たらないでしょう。
ダンスシーンとかに関しては、街灯夫のシーンが個人的には一番好きでしたね。
瓶の中に入り込んでのシーンも良かったのですが、これがまたアトラクションになったりするのかな?と子供の心だけでは見る事が出来ませんでした。終わり方もハッピーエンドでしたね。おっさんでも充分に楽しめる映画になっていると思いますので、見た方が良いと思います。お薦め度としては高めの映画でした。
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