内田樹氏による芸術論集成、「街場」シリーズ最新作!!
思想家・内田樹がこれまで発表してきた文章の中から、アートに関する評論を編んだ「芸術論」がついに誕生!
芸術を生むための基層となる表現の自由や言論の自由、民主主義について考察し、三島由紀夫、小津安二郎、宮崎駿、村上春樹、大瀧詠一、キャロル・キングなどのアーティストとその作品を、ウチダ的視点で読み解きます。
また、劇作家・演出家、芸術文化観光専門職大学学長の平田オリザ氏との特別対談を収録。日本と世界、反知性主義、コロナ禍における社会のあり方を存分に語ります。
分断されて閉塞感が漂う社会のなかで、人間の精神は常に希望に満ちている。
そう感じさせてくれる、知的好奇心にあふれた<芸術への世界>が開かれた一冊。
*巻末には劇作家・演出家の平田オリザ氏との特別対談を収録
どこかの記事がきっかけ
ちょっと見つからなくなってしまったのですが、平田オリザさん(本書でも最後に内田樹と対談が掲載)の記事だったと思います。本書について語っていて、何となくですが、これは読まないといけないな。と言う事で書籍のタイトルをメモして本屋さんへ。
ちょっとタイトルが悪かったですよね。書店員さんが調べてくれて、在庫はある。と言う事で探してくれて、一緒に探したりしたのですが、芸術コーナーから捜索を始めました。最終的には別の場所にあったのですが、これまでにも書店員さんに探して貰ったりした事があるのですが、過去一番に探すのに時間が掛かった作品となりました。もう、これだけでも自分の中で記憶に残ったわ。となりました。
- 三島由紀夫
- 小津安二郎
- 宮崎駿
- 村上春樹
- 大瀧詠一
- 平田オリザと対談
本書についてですが、ざっくりですが上記の事について書かれている内容となります。内田樹さんが、大いに語る。と言う内容ですね。小津安二郎と村上春樹については、これまでの人生で、全くのノータッチとなりますので、言っている事は分かるのですが、情景が全く思い浮かびませんでした。
宮崎駿については、大体の作品は見ているのですが、一番記憶が薄い、魔女の宅急便を熱弁してくれています。言われてみれば、なるほどね。と思える内容でしたね。
本書については、あんまり細かい事を言いたくないですし、根本的に細かい事を言えるだけ、自分の中で消化を出来ませんでした。これは、本書の核になっていまして、本書を読んでから、ゆっくりでも良いから、自分で色々と調べてくれ。と言う内容の書籍になっているからですね。
それを言ったらおしまいよ。となるのですが、読んで貰う為。と言うよりも、今回は読んだ人が、あー、ちょうどあって良かった。と思えるページになってくれたら、それで良いのかな?と思いましたので、以下、どーん!と動画を紹介しておきます。
動画で聞いてみようぜ!
本書でも触れている曲などをいくつかピックアップをしておきましたので、こちらの書籍をすでに読んだ人は、お!ちょっとだけ便利だぞ。と言う事で動画でも見て下さい。
きみのしぐさーーーがーー♪と言う事で大瀧詠一の『が』の発音についても書かれていましたね。
コメントを残す