来る2020年11月25日は、三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地に乱入し割腹自殺を遂げてから50周年を迎える。これまで作家適菜収氏が三島由紀夫を研究し、三島の言葉の意味するところを「三島の予言」として世に問う一冊。三島は自決の4カ月前に語っている。「このまま行ったら日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るであろう」、そして「人間というのは豚になる傾向もっている」と。そんな国家や社会や人までもが道徳や倫理観を失い、信用さえできなくなった時代に、日本人はどこへ行こうとしているのか? われわれは今後どんな価値観を取り戻して、堂々と生きるべきなのか? 三島が予言した言葉とその意味を探った適菜収の三島由紀夫本の集大成であり、現代日本の病を克服する処方箋に満ちた書。
三島由紀夫の言葉を交えながらの適菜収が解説をしていく形
適菜収さんと言えば、安倍政権を喝破し続けた方の一人なる訳ですが、いちいち書籍名は出しませんが、中立!と言いながら、ウヨ本ばかり読んでいる、馬鹿が増えてしまいましたね。安倍政権の約8年間の総括として、馬鹿が大量に増えた訳ですが、日銀が年金機構が株を買う訳ですから、馬鹿でも小銭を稼ぐ事が出来たんでしょう。そして資本主義ですから、株で小銭を稼いだ連中は、自分は優秀だと思い込んで、そこから脱却出来ない状態となってしまいました。
話が逸れてしまうのですが、新信長の野望と言う、いわゆるソシャゲをやっている訳ですが、まー、馬鹿が多いですね。適菜収さん言葉ではなく、ゲーテの言葉になるのですが、以下、本当にそのまんまになます。
あらゆる泥棒の中で、バカが一番悪質だ。彼らは時間と気分の両方を盗む
本書68ページ
ゲームの世界の話ですが、資源を集めて、自分を強化していく。と言う形になるのですが、攻撃して資源を分捕るのを生き甲斐にしているんですね。ゲームの中だから犯罪ではありません!とのたまうのが常套句になるのですが、深夜の強奪などもありました。そうした事をしている盟主に深夜の強奪はやめません?と問いかけたのですが、人によって活動時間は異なるので、その考え方は偏っていますよ!とアホ丸出しの発言を頂きました。そりゃ生活リズムは人によって違うでしょうし、仕事によっても、違いがあるでしょう。だから何なの?お前、夜中の深夜に遠慮なく、テレビを大音量で付けて、部屋の中をどかどかと歩き回るの?しないよね?即座に犯罪とはならないらけれど、モラルとしてしないよね?
大体偏っている。と言う言葉を使う人に限って、統一教会と悪事の番人。安倍晋三を熱烈に市場をして、強気を助けて、弱気を挫く。を繰り返してきたのですが、そんな安倍政権がカルトとべったりだった。と言う事実についても、向き合う事もなく、自分自身の中で反省をしてみる事もなく、そのまま年齢を重ねて、まー、いつかは塀の中にぶち込まれるでしょう。
残念な事に三島由紀夫の予言は外れてしまいました。ようやくすると、極東に抜け目のない経済大国が残る。と言う趣旨ですが、もはや経済大国と呼べるのか?2023年時点では、まだ呼べるかもしれない。しかし、20年後はどうか?すでにアジアの国でも、一人当たりのGDPで韓国に抜かれて、台湾にも抜かれたんでしったけ?次はマレーシア当たりに抜かれて、インドネシアにも抜かれているかもしれませんね。中国に一人当たりのGDPで抜かれるには、もう少し時間が必要かもしれませんが、所得と言う単なる銭勘定の話ではなく、中国の場合には、農村部では金はそんなに稼げていないかもしれないけれど、自分が食べる分には困っていないから。と言う状態ですから、何とも言えない部分があります。
先進国が進んで、教育への投資をし続けていく中で、小泉政権辺り位ですかね?学校などの教育費を削り、安倍政権では、お友達には大盤振る舞い。と言う結果。きっちりと学力の低下も現れ始めているので、今後の日本の若い世代が楽しみです。もちろん、すでにその影響を受けて、安倍政権を見て、偉くなれば、何をしても良いんだ!と勘違いをした年代や、年代を問わずにそうした人も増えてきています。著者である、適菜収さんが最後の方で書かれています。
バカがバカを担げば、当然バカな国になる。そしてこの先もバカ路線は続くのだろう。
本書238ページ
本書が出版をされているのは、2020年となります。それよりも随分前から、多くの方が指摘をしてきましたが、バカが自分で勉強をせずに陰謀論と勝手に決めつけていた、安倍一族と統一教会の繋がりが一発の銃声で、大々的に報じられるようになりました。本当はメディアも知っていたくせに。とは思いますが、安倍政権時代に、民主が!とか野党が悪い!とか、言っていた連中は当然ながら、本書の言葉で言えば、豚な訳ですが、人間が豚になってしまってから、果たして豚から人間に戻れるのか?戻れるとしたら、そこが唯一の希望になるのですが、何故か統一教会とは、ほぼ無関係の岸田政権の支持率の減少が止まらない。安倍政権の時に、朕の後は大洪水と個人的には周りに言ってきましたが、この場合の朕は当然ながら、安倍晋三になります。
ぐちゃぐちゃにして取り返しのつかない状態になってから、捨ててバックレる。胃の具合が悪いはずなのに、ステーキを食べて酒を飲む。要するに全てが噓なのですが、まだ信じている人がいるのが驚きですね。引き継ぐ。と言った、悪事の番人の片棒も一年で倒れ、悪事の番人が手製の銃弾で亡くなり、今更疑惑が出てきて、調べ始めた訳ではあるまい、東京オリンピックでの色々と悪事が暴かれ始めてきました。こうした悪事の番人を支持してきた豚は、いつ人間に戻れるのだろうか?
個人的に、人には大っぴらにには言えない趣味として、ネトウヨ観察をしていますが、豚だから反省の弁もなく、しれっと方向転換をしていたり、しれっと統一教会を信じるのは信仰の自由では?と逮捕も間近に迫っているであろう、霊感商法カルトを擁護をしてみせたりと、まー、色々ですね。散々してきたけれど、カルトとここまで密接に繋がっているとは思いませんでした。弁解の余地はありません。自分自身の知識のなさ。視野の狭さにより、多様な意見を聞く機会を自分でドブに捨ててきた結果であり、不明をお詫び申し上げます。と一言位、言える事が出来れば、豚から人間に戻れるかもしれませんが、そうした真摯な表明をしているネトウヨは観察範囲ではいませんでしたね。やはり豚になったら、そのまま豚のままになるかと思いますので、絶えずに人間で生き続ける為に、己の豚にはなるまい。と言い聞かせていかないといけませんね。それが中々難しいのですが、間違っている事に対して、間違っていますよ。と言い続けていくしかないのかな?と思います。
日本人は豚になる: 三島由紀夫の予言を読んでみよう♪
- 日本人は豚になる: 三島由紀夫の予言(Amazon)
- 日本人は豚になる: 三島由紀夫の予言(楽天電子書籍)
- 日本人は豚になる: 三島由紀夫の予言(DMMブックス)
- 日本人は豚になる(ebookjapan)
- 適菜収(ebookjapan)
コメントを残す