統一協会問題の闇 国家を蝕んでいたカルトの正体

統一協会問題の闇 国家を蝕んでいたカルトの正体
統一協会問題の闇 国家を蝕んでいたカルトの正体

安倍晋三元総理の銃撃事件を機に再び動き始めた旧統一協会(世界平和統一家庭連合)を巡る問題は、日本が抱えるさまざまな課題を浮き彫りにした。
銃撃犯・山上徹也を生んだ「宗教2世問題」、杜撰極まりなかった要人警護の在り方、不当な高額献金や悪質な勧誘に見て見ぬふりをした穴だらけの法規制、そして、結果として数多くの政治家が取り込まれていた「政治と宗教」の歪な関係など――。
1992年、芸能人や有名アスリートらが参加した国際合同結婚式が連日ワイドショーで報じられ、マインドコントロールによる勧誘や悪質な霊感商法が大きな社会問題となったにもかかわらず、なぜ、韓国発のカルト教団が日本社会のなかで今に至るまで存続できたのか?
その答えは30年前に遡る。
「オウムの次は統一協会だ……」
1990年代半ば、本書の著者の一人で、かつて『朝日ジャーナル』や『週刊文春』誌上で統一協会をテーマに批判記事を精力的に書いてきたジャーナリストの有田芳生氏にこう告げたのは、取材の過程で知己を得た公安の最高幹部だったという。
「当時、公安は統一教会をマークしていました。それにはいくつもの理由があります。(中略)なぜかマスコミではほとんど報じられていませんが、1969年、日本にあった統一教会の関連企業は、韓国にある教団系武器メーカーから殺傷能力のある空気散弾銃2500丁輸入し、この問題は国会でも取り上げられました」(有田氏)
公安の次なるターゲットが統一協会と聞いてから10年の月日が流れた2005年、有田氏が再び邂逅したその元幹部らに「(この10年間)何もありませんでした。今だから話せることを教えてください」と詰め寄ると、その元幹部は苦渋に満ちた表情でこう言葉を絞り出したという。
「政治の力があった……」
なぜ捜査に突如としてブレーキがかかったのか? 待ったをかけたのは一体誰なのか? そして、そもそも統一協会は一体何を目指していたのか?
その後、統一協会はいくつのも訴訟を抱えていたにもかかわらず、いつの間にか「世界平和統一家庭連合」と名前を変え、何事もなかったかのように国家権力の中枢に近づいていったのだ。
教祖・文鮮明、北朝鮮の「建国の父」・金日成、統一協会と表裏一体の関係にある反共政治団体「国際勝共連合」、戦後の大物右翼・児玉誉士夫、笹川良一、そして、故・安倍晋三元総理の祖父。「昭和の妖怪」・岸信介……。「70年安保」という政治の季節が過ぎ去った束の間の静けさのなか、多くの魑魅魍魎が蠢き、日本を「サタン」の国と定義する統一協会は徐々に日本社会に侵食していく。
本書のもう一人の著者である漫画家の小林よしのり氏が言う。
「侵略とは、究極的に言えば他国の憲法を書き替えることだ。統一協会という『反日・反天皇カルト』を掲げる外国勢力に、日本はいつの間にか国家権力の中枢まで蝕まれていた。これは武力を伴わない『ステルス侵略』にほかならない!」
統一協会が教勢を増していた1987年、ある一つの事件が起きる。
折しも、有田氏が執筆していた『朝日ジャーナル』が猛烈な統一批判キャンペーンを展開した直後のことだった。それが、戦後犯罪史上、言論の自由を脅かす凶悪事件として社会を震撼させた「朝日新聞阪神支局襲撃事件」をはじめとするいわゆる「赤報隊事件」だった……。
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2023年夏前には、協会への解散命令が出される公算が高い。そして、安倍元総理を襲った山上徹也被告の裁判も始まる見通しだ。
だが、統一協会が韓国発の「反天皇・反日」を唱えるカルト教団であり、我が国の公安がいくつもの不可解な動きを把握していたにもかかわらず、「保守」を自称する多くの国会議員が協会にすり寄っていた事実は、今もって多くの謎を残したままだ。
今回、自身の親族が統一協会のマインドコントロールによって「集金奴隷」と化し、その後家族で奪還を試みるも叶わなかった小林よしのり氏と、日本のカルト問題を長年にわたって取材し続けてきた有田芳生氏が、「空白の30年」の深層に光をあてる。

両者ともに流石です!

カルト宗教団体である統一教会を散々追いかけ続けて、霊感商法で巻き上げてきた金の返還を要求して、今も統一教会ではサタンの如き扱いを受けている有田さん。片や漫画の中でも統一教会を過去に取り上げた事があり、オウム真理教と戦い、危うく殺害される所だった、小林よしのりさん。小林よしのりさんに関しては、私自身はコロナ論で、ドロップアウトをしましたが、統一教会については、親戚がマインドコントロールをされてしまい、金を巻き上げられてしまう。と言う経験もあります。

面白いな。と思ったのは、真面目な人ほど、統一教会の本をわざわざ取り寄せて、本物の聖書と比較をして、ここに聖書との矛盾がある。みたいな論理的に説得を試みよう。としている点ですね。主に男性の親が女性に対して行う手法なのですが、マインドコントロールをされた経験は自分の中では記憶にないのですが、仮に知り合いの女性がマインドコントロールをされてしまい、知り合いからヘルプが来ても、女性にはそうした論理的な手法は通じません。これは女性には申し訳ないのですが、男性脳と女性脳の違いです。結局、本書の中でも書かれていますが、女性でマインドコントロールをされている方で、脱出出来たのは文鮮明と教団内でのセックス事情を知った時になります。

ウヨ、早く腹を切れよ

私自身は自民党が野党時代に、安倍晋三を担いだ時点から、あいつだけは辞めておけ。あいつはカルト野郎。と散々周りには言っていたのですが、だーれも面白い位に信じて貰えなかったですね。やはりカルト宗教団体、特に統一教会と言うのは、タブーなのもありますし、残念な事に当時、伝えていた方々の大分先を言ってしまっていたので、ついてこれなかったものと想像をしたりしていますが、もう、いわゆるネトウヨ野郎どもは、全員さっさと腹を切れよ。何やってるの?散々、韓国発のカルト宗教団体の都合の良いように犬笛で動かされて保守?笑わせるなよ。生きていても、この先、頭が改善される事はない位に酷いレベルだから、社会にこれ以上の迷惑をかける前に、人間としてのプライドがあるなら、残りの人生、統一教会と戦ってきた日本共産党に投票をするか、腹を切って死んでおいて下さい。本当にお願い致します。

日本の自称・保守の連中は、一般の国民を『平和ぼけ』『頭のなかがお花畑』などと批判し、さも自分たちが国家安全保障について鋭敏な感覚や知性を持っているかのように振る舞っている・・・。わしに言わせれば国家権力の中枢をいつの間にか外国勢力に侵略されている現実にも気づかない自称・保守連中の方こそ、馬鹿の極みとしか言いようがない。

本書55ページ

もう、これなんですよ。スマホのゲームの中でも、安倍晋三しか総理大臣を知らないであろう、安倍キッズから、『頭のなかがお花畑』を連呼されたのですが、もう完全にウヨ豚野郎で、平気で噓をつく。と言うか、噓しか言わない、カルト野郎でサイコパスな人間が増えましたが、そりゃそうですよ。安倍晋三なんかをみてきて、散々人の家庭を壊してきたカルト宗教団体の番犬なんぞをやってきたくせして、可哀想な壺三様みたいな特集やごみカスみたいな追悼本が出ている位ですからね。

散々、安倍晋三を褒めてきた連中も、統一教会の問題が出て突然口をつぐんだり、信仰の自由とかほざいたりしているのですが、もう逮捕されるのかな?三浦瑠璃も最初は訳の分からない事を言っていましたが、番犬が殺されてから、旦那が逮捕をされて、自分の会社の弁護士か何かが統一教会だったんでしょう?

で、この前の補選でも、テレビがびびりまくりで、クソみたいなレベルだから、前提知識が抜けてしまっていて、有田さんの『下関を統一教会の聖地』に発言ですが、これ、統一教会が言っている事ですからね。それを次の番犬を目指しているのか?お金を貰って広告塔になったのか?単なるバカなのか?訳が分からないのですが、虚偽情報を流しまくりのタレントさんとかいましたよね。謝罪もしなかったので、事実を理解した上で統一教会の味方をしたのでしょう。最低だよね。今も統一教会に家庭を壊されているのに、自民党や維新を応援している人は、そうした不幸を見逃しているだけではなく、積極的に加担をしている加害者である。と言う事を理解と自覚をして頂きたいと思います。

なるほどな!と思えた内容

外交の延長線上に戦争がありますが、戦争の目的は何か?究極的には相手の憲法を変える事になる。と言うのが本書の中で紹介をされていました。外交についても、相手の法律に関わる箇所を変えようとしている行為になる訳ですから、確かに真芯を捉えていると思います。そして憲法改正を掲げていた政党がいる訳ですが、そこに統一教会がするりと入り込み、自分達のカルト宗教の事を憲法に加えていく。事実、自民党の憲法草案と統一教会の家族に関する事は同じような事が書かれているんですね。

いやー、改憲派と言われている政党に統一教会が入り込んでいるのが良く分かる内容ですね。現実的には統一教会は反日発言のオンパレードとなっていて、天皇陛下に対して不遜な言葉をはいているのですが、この統一教会と一蓮托生の政党を、我こそは保守なるぞ!が応援をしていたので、もう本当に死んで貰いたいと思いますし、死んだ方が良いよね?自分達でどう思っているのかが、本当に不思議で仕方がないんですよね。

私が知りたいのは、統一教会ではないのに、統一教会にまんまと騙されて、自民党!うおおおお!安倍さん!とか言っていた連中ですね。どんな気持ちなの?自分に脳みそが形としてあるだけで、馬鹿だと言う事に気がついてくれたら救いがあるのですが、見ている限り、認めたら爆発してしまうのか?認めている人をほとんど見ないのですが、これはどうしてなんでしょうかね?

やはり國分功一郎先生が言っているように、そもそも信念がないから騙されても、何とも思わない。とかのレベルなのでしょうかね?すでに前述をしているように、自民党を応援している人は加害者です。少なくとも統一教会で家庭を壊された方々の番犬を支持してきた以上、明確に加害者側の人間であり、他人の人生をぶち壊すのに協力をしてきた。その事を深く真剣に考えて頂きたいと思います。

自称保守のくせして、自分の記憶すら碌に記憶する事が出来ない。噓だとばれても逃げ回る。知らん顔をしてやり過ごす。実に人間として汚い連中が増えました。この辺りは昔からなのかもしれませんが、どう責任を取るのか?子供や孫に、俺たちが一生懸命に売国したんだぜ!感謝しろよ!と後世に胸を張って言えるレベルまで昇華をされていれば、もう何も言う事はないのですが、そうでもないらしいですからね。二世三世と、被害が継続をしている中、憲法改正を目指す統一教会。その為に、自民党と維新に潜り込み、この前の補選でも維新躍進。と騙される馬鹿は何度でも騙される。と言う事を見事に体現してくれた訳でして、伊丹万作の言葉が胸に沁みます。

「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、一切の責任から解放された気でいる多くの人々の安易きわまる態度を見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹たる不安を感ぜざるを得ない。
「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。
 一度だまされたら、二度とだまされまいとする真剣な自己反省と努力がなければ人間が進歩するわけはない。この意味から戦犯者の追求ということもむろん重要ではあるが、それ以上に現在の日本に必要なことは、まず国民全体がだまされたということの意味を本当に理解し、だまされるような脆弱せいじやくな自分というものを解剖し、分析し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである。

戦争責任者の問題

また、國分功一郎先生がハンナ・アーレントの発言についても紹介をしていますね。

ハンナ・アーレントが『全体主義の起源』という本の中で、ヒットラーの登場を準備する事となったヴァイマル期ドイツの大衆社会を分析しています。その中で、アーレントは大衆社会における大衆は、何も信じていないから、何でも信じてしまうが、騙されたとわかっても『そうだと思っていた』と言ってケロッとしているのだと述べています。つまり価値観と言う確たるものを何ももっていないから、プロバガンダもどんどん信じてしまう。でも、そもそも信念がないから、騙されても平気なんです。

目的への抵抗 101ページから102ページ(一部飛ばして引用)

この後に、國分功一郎先生は、現在の日本社会と非常に似ている。と表現をしています。ハンナ・アーレントを持ち出して、左翼とか言ってくる方がいますが、ナチズムに傾倒をしている方になるのでしょうね。

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