戦慄の完全版! 究極の最終形! ここに絶望大解禁。“悪魔の蛙男”こと霧島早苗の誕生から破滅までを目撃せよッ! 大好評を博したオリジナル版KC全3巻に未収録の完全新作2編を上下巻総計60ページ緊急収録ッ! 上巻には『未公開殺人vol.1~孤独の検察庁』(34P)を巻末にとじ込み、霧島が『ドックフードの刑』執行以前の戦慄の行動が明らかに。犯人はいかにして極秘の裁判員資料を入手したのか、その全貌に迫るッ……!
Saw・デクスタ-・セブンを凝縮したような感じの作品だった
正直に言えば、最後は読者をもっと突き飛ばす形で終わって欲しかった気持ちも残る作品でしたね。途中で読みながら映像化しやすい作品なんだろうな?と思ったりしたのですが、すでに小栗旬が主演で映画化もされている作品だったみたいです。正直に白状をすると、絵柄が苦手ではないですし、ブックオフで110円コーナーにあったから購入をした。そしてせっかくだから、記事にした。と言う感じです。
内容としては面白かったですよ。見出しに入れている作品としては、デクスターは海外の連続ドラマになりますが、三作品をゴチャゴチャと混ぜた感じの作品かな?と言うのが個人的な一言での感想となりますので、上げてある作品が好きな方であれば、一読の価値があります。要するにバラバラと人が死んでいく作品となりますので、そうしたのが苦手な方にはオススメ出来ない作品となりますね。
冒頭にも書いているように、ラストとなる結末にちょっと個人的には不満が残りましたね。そこまでやるんだったら、最後に読者の求める救いを突き放す位の終わらせ方をして貰いたいな。と私自身は思いましたが、ちょっとサイコスリラー作品を見過ぎている影響で、物足りなさが残ってしまったかもしれません。
ちなみに題材としているのは冤罪事件となります。実際の冤罪事件をモデル二しているのかどうか?については分からない部分もありますが、たまたま、現在進行形で読んでいる青木理さんの『情報隠蔽国家』と言う書籍の中で、あれ?これマジでやってしまったんじゃないか?と思える事が書かれていました。それを読んでいる途中で、こちらの作品を気分転換に読んだのですが、最近は読んだ書籍もコツコツと積み上げる事が出来たので、漫画であっても読んでいて、うーむ。と考えさせて貰える事が多くなりましたね。
ミュージアム(映画)のトレーラー動画
コメント欄を見ると、全く同じ感覚で、SAWとセブンのパクリ?と感じた人もいましたね。オマージュであり影響を受けているだけで、この位であれば、パクリとは言わないでしょうし、作品を作る人は普通の人よりも、多くの映画や本を読んでいるので、どこかしらにどうしても作品の影響が出るものですからね。
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