テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化。中堅メーカー・東京建電の営業一課で万年係長の八角民夫は、いわゆる「ぐうたら社員」。トップセールスマンで、八角の年下である課長の坂戸からは、そのなまけぶりを叱責され、営業部長・北川誠が進める結果主義の方針の下、部員たちが必死で働く中、八角はひょうひょうとした毎日を送っていた。そんなある日、社内でパワハラ騒動が問題となり、坂戸に異動処分が下される。坂戸に代わって万年二番手に甘んじてきた原島が新しい課長として一課に着任するが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた。八角役を自身初のサラリーマン役となる萬斎が演じ、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也といった池井戸ドラマ常連俳優が顔をそろえる。監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、一連の池井戸ドラマの演出を手がけた福澤克雄。
やっぱり面白かった作品
今日から2月みたいで、映画の予告も色々と切り替わっていました。どうしても、途中でネタバレ情報をうっかりと書いてしまう可能性がありますので、映画を楽しみにしている人は読まないで下さい。
最初の段階で、色々と裏で動いているのだろうな。と思えてきたのですが、段々と、特命係長、只野仁を想起させてくれているので、エビちゃん三浦さん、待っています。なんだったら、横山深雪も待っています。と思ったのですが、残念ながら、そうしたシーンはありませんでした。
ネタバレに極力触れない為にも、見終わった結末を書いてみたいのですが、あんまり、スッキリとしなかったですね。流れ的な部分は途中で分かるのですが、一番責任を負うべき人は、そのまま。と言う感じでした。うーん。この辺りがリアルと言えばリアルですかね。
ドーナツってどうなんだろうね?アメリカのドラマとかで良くドーナツを食べている警察官が登場をしている。と言うを何となく分かる人も多いと思いますが、あれって怠け者の警官のイメージな以来、怠け者の警察官の隠喩としてドーナツが使われているのですが、まー、アメリカの話だから気にしないで大丈夫です。ただ、1つ200円。と言う価格設定がね。埼玉県の真ん中で東京には、早々行く事がないので、感覚的に高いやんか!?と思いながら見ていました。
で、そのドーナツを盗んでいる人物に関しても、予想通りでしたね。
でも、良いですね。巻き込まれてしまう方としては堪ったものではないのでしょうが、小規模なベンチャーのサラリーマン経験のみで、その後は一人で基本的にやっている自分としては、組織の部署の争いとか、見ていてワクワクします。権力闘争ほど、面白いものはないです。
映画は面白いです。硬いだけではなく、コミカルなシーンもチリばめられていて、肩の力を抜いて楽しむ事が出来る内容です。緩急差があり、良作だと思います。
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