世界中の建物を8つの色別で紹介
ピンク、ブルー、グリーン、イエロー、オレンジ、ブラック、ホワイト、レッド
世界各地から美しい色をまとった建物たちを選び、8つの色別で紹介します。いつの時代も、どんな場所でも、色と建築は密接に関係してきました。
そんななかで、現在もなお美しい色彩を放つ建物たちを
建物の歩んだ歴史や、色にまつわるエピソードとともにご覧いただけます。
選んだ建物は、宮殿や図書館のような大規模建築から、小さな教会や駅舎までさまざま。
中世に建てられたものから、モダニズム建築、現代建築まであります。各章末のコラムでは、建築と8つの色についての歴史を紹介。
場所と時代を自由に横断しながら、建物にちょっと詳しくなって
いつかは行って見みてみたい、その美しさを堪能できる1冊です。
内容(「BOOK」データベースより)
ロイヤルハワイアンホテル、エカテリーナ宮殿、ハノイ歴史博物館、萌黄の館、ハンプトンコート宮殿、デンマーク王立図書館、タージマハル、ムーランルージュ…赤、青、黒など、いろいろな色彩に溢れた建築を。著者について
大田省一(おおたしょういち)
京都工芸繊維大学准教授。東京大学東洋史学科・建築学科卒業、同大学院建築学専攻修了、博士(工学)、一級建築士。
専門は都市・建築史、アジア都市研究。主著に『建築のハノイ』(2006年、白揚社)など。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大田/省一
京都工芸繊維大学准教授。東京大学東洋史学科・建築学科卒業、同大学院建築学専攻修了、博士(工学)、一級建築士。専門は都市・建築史、アジア都市研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
様々な建物が出現
ちょっと見てみたい。と言う気持ちで見た書籍になりますが、気分転換などには最適な書籍になったと思います。本来はデザイナーさんとか、関連をした仕事をしている人がメインで手に取る書籍になるのでしょうかね?どちらかと言えば、芸術よりの写真集。と言う位置づけになると思いますが、あまりそうしたジャンルの教養がありませんので、各建物についての建築の説明文となるコメントを読んでも、何となく眺めただけになってしまいました。
個人的にはタージマハルが、流石の貫禄を感じましたね。元々、威厳を見せつける為に作られた建物になりますので、建築関連のど素人の私が見ても、威厳については確かに伝わりました。建てた人物としては狙い通りですかね。
カーバ神殿も中々自分の中では良い所を突いてくれたのですが、中には何もない。と言う点が自分の中では、やはりちょっとしたマイナスになりました。でも昔は色々とあったみたいですね。偶像崇拝禁止。と言う事で、壊してしまい、なくなってしまったみたいです。イスラム教の人は偉いよね。何もないカーバ神殿。と言う、その神殿自体に歴史的な価値はそこまでないであろう建物に向かってお祈りをしている訳ですから。もしかしたら、別の何かに向かっているのかもしれませんが、イスラム教は勉強中で良く分からないです。
実際に行った事がある場所として唯一掲載をされていたのはマレーシア。これ、行った時の事を記事にしていますので、気が向いたら見て下さい。
こうしたジャンルのカラフルな写真集に興味がある人であれば、納得出来るレベルの良い書籍だと思います。まだまだ自分はこれを完全に消化出来るレベルではないけれども、良いんじゃない?位の気持ちは読んでいて伝わりました。
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