欲望の資本主義4 スティグリッツ×ファーガソン 不確実性への挑戦―コロナ危機の本質

欲望の資本主義4 スティグリッツ×ファーガソン 不確実性への挑戦―コロナ危機の本質

欲望の資本主義4 スティグリッツ×ファーガソン 不確実性への挑戦―コロナ危機の本質

内容(「BOOK」データベースより)
コロナ危機、格差拡大、米中の経済戦争、切迫する環境問題など、不確実性が増す世界で、日本と世界はどこへ向かうのか?未来を展望する歴史学者ファーガソン、闘う「経済学の知の巨人」スティグリッツの二人が、コロナの前と後で変わらない「問題の本質」を論じる。
著者について
丸山 俊一(マルヤマ シュンイチ)
NHKエンタープライズ 番組開発エグゼクティブ・プロデューサー
1962年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。「欲望の資本主義」「人間ってナンだ?超AI入門」他、異色の教養番組を企画、制作し続ける。
著書『14歳からの資本主義』『結論は出さなくていい』他。制作班との共著に『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学するII』『AI以後』『欲望の資本主義』『欲望の資本主義2』『欲望の資本主義3』『岩井克人「欲望の貨幣論」を語る』他。東京藝術大学客員教授、早稲田大学非常勤講師を兼務。

NHK「欲望の資本主義」制作班(エヌエイチケーヨクボウノシホンシュギセイサクハン)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
丸山/俊一
NHKエンタープライズ番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。1962年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。「欲望の資本主義」「欲望の時代の哲学」などの「欲望」シリーズの他、「人間ってナンだ?超AI入門」など、異色の教養番組を企画、制作し続ける。東京藝術大学客員教授、早稲田大学非常勤講師を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

自由主義信奉者と反自由主義

個別な対談となってしまっている点が非常に残念なのですが、ファーガソンと言う欲望の資本主義シリーズの中では新キャラとなりますが、その方が新自由主義信奉者で、スティグリッツは反自由主義。

後世として、そもそも肩書きが違う方同士になりますので、時折交差をする程度になるのですが、こうした真逆の経済主義を信奉をしている方同士の話が読める。この構成自体は、おお!と素直に思いました。だからこそ、この二人が直接やり取りをする所を見てみたかったですね。

で、そもそもはテレビで放送をされた物の書籍化になりますので、未放送の部分をねじ込んだり、あるいは放送をされた分をそぎ落としたりされたのでしょうが、テレビ自体を見ていないのですが、もっと本書に入れておけよ!と思ったのがヘルマンですね。

市場経済など存在しません。あるのは資本主義だけです。とか、何その痺れる台詞?と思ったのですが、軽くそうした台詞が出ているだけで終了となりました。

宇沢先生を読まないとね

反自由主義の経済学者の方から、割と頻繁に出る名前。それが宇沢先生になるのですが、宇沢先生の書籍も読まないとですね。そう思いながらも、中々手にしてこなかったので、取りあえずはリストに入れておきました。

それとフランシス・フクヤマ先生ですかね。スティグリッツにバッサリと否定をされているのですが、たまたま、この後にコロナと生きるを読んだのですが、その中でも名前が登場をしていました。

これ、何とかならないですかね?今の電子書籍については、良いケースであれば、もしかしたら書籍の中で単語検索とか可能かもしれませんが、自分がこれまで購入をしてきた書籍の中で、今回のケースであれば、フクヤマとか検索にかけて、どれだけの書籍で、どの箇所で出てきているのか?一発で調べる事が出来るようになれば、最高に良いかな?と勝手に思っています。それがあったり、便利!と思って頂ける方も多いのかな?と思いますが、現状はそうした技術はないはず。

欲望の資本主義シリーズの最新作で、出れば買う。そして読んでいますが、初期の頃に感じた興奮は、ちょっと薄れてきていますかね。

欲望の資本主義4を読んでみよう♪

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