現代語訳 論語と算盤

現代語訳 論語と算盤

現代語訳 論語と算盤

内容紹介
1番読みやすい現代語訳! 20万部突破!!
いま読みたい最強の古典

岩瀬大輔氏(ライフネット生命保険 社長兼COO)
「あなたの仕事観を変える本。東洋の叡智がここにある! 」

佐々木常夫氏(東レ経営研究所 特別顧問)
「資本主義に対する彼の思想は、時代や国境を越えている」

新浪剛史氏(ローソン 会長)
「“道徳に基づいた経営”という発想には学ぶべきことが多い」

日本実業界の父が、生涯を通じて貫いた経営哲学とはなにか。
「利潤と道徳を調和させる」という、経済人がなすべき道を示した『論語と算盤』は、すべての日本人が帰るべき原点である。
明治期に資本主義の本質を見抜き、約四百七十社もの会社設立を成功させた彼の言葉は、指針の失われた現代にこそ響く。
経営、労働、人材育成の核心をつく経営哲学は色あせず、未来を生きる知恵に満ちている。
内容(「BOOK」データベースより)
日本実業界の父が、生涯を通じて貫いた経営哲学とはなにか。「利潤と道徳を調和させる」という、経済人がなすべき道を示した『論語と算盤』は、すべての日本人が帰るべき原点である。明治期に資本主義の本質を見抜き、約四百七十社もの会社設立を成功させた彼の言葉は、指針の失われた現代にこそ響く。経営、労働、人材育成の核心をつく経営哲学は色あせず、未来を生きる知恵に満ちている。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
渋沢/栄一
1840(天保11)~1931(昭和6)年。実業家。約470社もの企業の創立・発展に貢献。また経済団体を組織し、商業学校を創設するなど実業界の社会的向上に努めた

守屋/淳
1965年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大手書店勤務後、中国古典の研究に携わる。雑誌連載、講演などを数多く行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

論語でござる

渋沢栄一と言えば、今度の一万円札になる人物でありまして、個人的には前から注目をしていたのですが、なぜ、今の日本政府が渋沢栄一を選んだのか?それについては、ちょっと意味が分からないですね。と言うのも今の経済や企業を考えると、渋沢栄一の考えは真逆になります。率直に言えば、自民党がやっている事と相反をする人物ですね。まー、それはその辺りにおいておいて、感想を書いておきたいと思います。

まず、昔から言われている台詞で多分、この先も同じ事を繰り返すのでしょうが、渋沢栄一自身も、明治になって以降、物質的に豊かになったけれども、精神修行が足りない。と書いていますね。ちょっと驚きました。

最近の若い人には、に通ずる言葉になるのですが、これって、古代エジプトの壁画にも書かれている。と個人的には思っています。それ以外にも今にも通じる言葉が数多くあります。

成功の為に手段を選ばない

今のね、研修と言う名目で外国人を大量に安い賃金で働かせて、左団扇の経営者もいるかもしれませんが、これ、絶対に良くないですよね。そもそも雇用の役にもたっていないし、会社ってのは本来は地域に経済的に貢献をする為にあって、稼いだら税金を払って、より多くの公共に役立たせる為にあるのに、個人オーナーが上手く行けば贅沢をする為の皿になってしまっていますよね。

直接的に移民とかの話は一切していないのですが、渋沢栄一自身の言葉として、手段を選ばないで成功しても、それは成功ではないすよ。と言う事を話していたみたいです。

格差社会に警鐘

これも個人的には当たり前の事だと思いますが、渋沢栄一も言ってくれていました。要するに格差はあって当たり前かもしれないけれど、金持ちと貧乏人の関係を円滑にする為の努力は義務だ。と言ってくれています。

最近は、自己責任。と言う言葉1つで片づけようとしている人も多いですし、そうした風潮もあるように感じるのですが、切り捨てるなんて、とんでもない事ですからね。

生活保護に対して、貰い過ぎ。と言う論調も、少し前に多くありまして、個人的には冗談じゃない。バイトだろうがなんだろうが、全うに働いているのに、生活が苦しいとしたら、それは経営者や政治が賃金を上げないようにしているだけだ。と言い張ってきたのですが、当たり前じゃないかな?

全うに働いていて、全うな暮らしが出来ないとしたら、普通は世の中と言いますか、外的な要因に問題があると思いますけどね。皆さんはどうなんでしょうかね?

渋沢栄一VS岩崎弥太郎

以下の書籍で、岩崎弥太郎ではなく、アメリカでは渋沢栄一が注目を集めている。と言う話が書かれていました。日本で一万円札になる前の話で、いつだってアメリカ様は日本よりも先に偉大な人物に注目をしていますね。感想文は以下です。

ハーバード日本史教室

で、その岩崎弥太郎と渋沢栄一が会って話をしていた。と言う事を知りませんでした。道徳を軸においている渋沢栄一と、勝者総取りの岩崎弥太郎。相容れない人物二人があって話をしたら、どうなるか?

答えを書いてしまいますが、お互いに、それは違う。と言い張って、最終的には渋沢栄一が頭にきて席を外したみたいです。

取りあえず、学ぶべき事が多い書籍でした。結構売れている書籍みたいで、みんな渋沢栄一に、少しずつ興味がわいてきたのでしょうかね?

時代的に違う部分も多いのですが、今にも当てはまる部分も多いですし、個人的には論語に興味を持つようになりました。何か、適当に良い論語の本を探してみたいと思います。それと、読んでみて思ったのは、公益資本主義に少し似ているのかな?と言う点ですかね。こちらは現在進行形になります。興味のある方は、下の記事を見て頂ければと思います。

「公益」資本主義 英米型資本主義の終焉

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