最初に。私自身、SNSなどで自民党の批判をしている事が多いです。特に安倍晋三。と言う稀有な程の馬鹿を支持していた人に対しては、厳しい視線で見ています。しかしながら、それも、これだけの書籍を普段から読んでいる。と言う事を前提として理解をして頂けたら。と思います。また、菅政権に対しては、ただ偉くなりたかった爺。岸田政権については、布マスクを長期間付けて梯子を外されて、一度は負けただらしないやつ。だけれと、石破政権に切り替える時に、自民党の中の壺議員を一掃は無理でも、悉く潰して、中々大したやつだな。と言う印象を受けました。なので、菅政権辺りから、特段、政権自体そのものの批判については、あまりしていないと思います。
このページでは、知らない人は流石に居ないでしょう?と言う裏金問題の事のみに注力をしたいと思いますが、書籍のタイトルを見て分かる通りに、他の件についても扱っている書籍が多くあります。記事のタイトルにあるように、安倍政権を支持してきた人にこそ、私としては読んで貰いたい!と感じているのですが、、、
先日スーパーで買い物をした所、なるべく安く済ませる為にセール品などを中心に購入をしたつもりなのですが、約2300円程度の出費でした。それで2・3日分の食費などになりますので、自民党の安倍政権を支持してきた人には、中々書籍代を捻出するのは難しいのが現実としてあるのかもしれません。
しかしながら、休み位は働いている状態でも取れると思いますので、是非とも図書館などで借りて、自分が何に加担をしてきたのか?直視をする勇気をもって読む事をお勧めします。人間として成長をする機会が目の前にある。それをそのまま、見逃してなかった事にして今のままの状態で今後も日常生活を送るのか?読んで人間として成長の機会を掴むのか?それはあなた次第です。
🕰️ 自民党裏金問題の経緯
2023年11月:問題の発覚
自民党の5派閥の政治団体が、政治資金パーティーの収入を政治資金収支報告書に記載していなかった疑いが浮上。告発状が提出され、東京地検特捜部が捜査を開始しました。ところが、この報道が金曜日に流れて捜査は月曜日から。と言う、口裏合わせの時間を自民党と議員に与える事を特捜部はしっかりとやっています。自民党の番犬として非常に忠実な行動をとりましたね。
2024年1月:立件と派閥の解散
議員3人と秘書4人、派閥職員3人が政治資金規正法違反容疑で立件。これを受け、安倍、岸田、二階、森山の4派が解散。自民党は派閥による政治資金パーティーの全面禁止などを打ち出しました。
逮捕をされた議員のうち、1人は証拠が入ったパソコンをドリルで穴をあけようとしていたみたいで、未然に防ぐ為に逮捕。その他の2人の逮捕については、裏金金額が大きな順の2人となります。
本来であれば約20年に渡る脱税になりますが、全員を一旦は立件すべきだったのに、言い訳を並べてご主人様の自民党を守る為に東京地検特捜部はなるべく自民党にダメージを与えないようにしたつもりが、これがかえって、国民の怒りを買ってしまう事になりました。
👉 「裏金議員」どうなった? 自民党派閥パーティー事件 関連ニュース
2024年3月:政倫審の開催
2月29日と3月1日、衆議院で**政治倫理審査会(政倫審)**を開催。岸田首相を含む幹部が出席しましたが、証言の食い違いや責任逃れが目立ち、裏金の実態解明には至りませんでした。
この辺りはいつもの安心安定の自民党議員。と言う感じですよね。本当の事は絶対に言わない。逮捕をされた池田議員の秘書は池田先生が自由に使えるお金。と言う証言をしていて、金額が多少違う位で、議員の認識として、そう大きな違いが発生をするのがおかしな話で、裏金である心象的な証拠は国民には充分に与えてくれました。
👉 政倫審 裏金、実態解明進まず 慶応大名誉教授・曽根泰教氏、前衆院事務総長・向大野新治氏の話
🔍 問題の核心:キックバックの実態
安倍派では、議員の役職や当選回数に応じて販売ノルマを設定し、超過分をキックバック。これらの収入が収支報告書に記載されず、5年間で約5億円超に上るとされます。このやり方は、他の派閥でも行われていた手法になります。そして新聞やテレビでも、かん口令が敷かれたのか?やたらと、5年間の金額が報道をされたのですが、実際には約20年に渡って続けてきた事で、時効を迎えた15年分の裏金の存在については、あまり追及をする人は居ませんでしたね。
名前は忘れてしまいましたが、この裏金問題が出て、割とすぐに元自民党の議員が、テレビに出演をして、選挙には金が掛かる。自分が出馬をした時には地元では一番下になるので、地元の有力者に会いに行き、選挙での応援をお願いしたら、金を出せ。と言われたので、断ったら蹴られて階段から落ちて骨折をした。と言う発言を正直に告白をしていて、あれ?この人、大丈夫かな?と思ったりしたのですが、キックバックをして、裏金を作らないといけない問題の全てが凝縮をされているシーンでしたよね。実際の選挙!となると、電話かけ、ポスター張りなどの多数のボランティアが必要となりますが、自民党の場合には、金で雇うか?統一教会の信者の動員をしなければ、選挙が出来ない実態が明るみになりました。
👉 【献金問題】使い道は?寄付・パーティー券制度・キックバックについて解説
🧾 収支報告書の訂正とその影響
東京地検の調査により、安倍派・二階派・岸田派の合計9.7億円超の記載漏れが判明。これを受けて各派は3年分の収支報告書を訂正しました。なお、一般企業では行われるだろう追徴課税は当然ながら行われませんでした。東京地検特捜部だけではなく、国税庁も自民党にどれだけ融通を利かせている、忠犬なのかが分かるシーンとなりましたね。
👉 自民・安倍派、95人の寄付不記載 5年6.7億円 収支報告書訂正
🧑⚖️ 政倫審の結論と今後の課題
自民党の政倫審調査では、収支報告書の記載漏れ・誤記載が85人に上ることが判明。だが、責任の所在が不明確なまま、問題の根本解決には至っていません。
👉 疑惑議員自ら弁明する「セイリンシン」で裏金問題は全容解明されるのか 神保町で聞いた1番出席してほしい議員はあの権力者
🧾 キックバックの仕組み図解画像
上から順番に抜けた部分の補足をさせて頂きます。
まずはパーティー券の販売がノルマとして課せられます。これは当選回数が多い議員の方がノルマとしての枚数=金額としては多かったみたいです。元々金のある議員であれば、ポケットマネーで購入してノルマ分をきっちりと払って終わらせたりしている傾向があったのかな?と思えるぐらいに、知名度が高い2世3世議員については、裏金作りはしていない傾向がありましたね。
そしてノルマを超えた分の金額については、これはあなたが頑張った分だから。とお金が返還をされた。と言うのが構造になります。なので、これを違法疑惑と書いていたり、言い張る人がいますが、警察が動かなかっただけで、これは明らかに組織的な脱税行為でしょう。
いつの間にか、いたこ、事、板倉明子氏が、安倍晋三が途中で辞めよう。と言って、事実一旦ストップしたけれど、安倍晋三が射殺をされてから、再開をされた。と言う事を言っていて、知っていたのであれば、この人はジャーナリストの職業倫理違反ではないか?と思える内容の話をしていましたが、岩田明子氏の場合にはジャーナリストと言うよりも、安倍晋三の広告塔の一人だったので、どうでも良いのでしょうね。
そして、流石に犯罪の話し合いをしている議事録も音声データも残っていないのですが、聞き取り調査の結果、いつの間にか事実認定をされてしまっていて、これにて安倍さんはやはり素晴らしい人だ!と言う人が出てくるのですが、総理総裁の時から派閥長ではなくても知っていたであろうし、そもそも辞めよう。と言ったのは、安倍派の話であって、総裁であれば、全部の派閥に対して辞めるよう言えたのでは?と考えてしまいますね。
💬 編集後記
自民党裏金問題は、政治の信頼性と透明性を著しく損なう事態となっています。報道が繰り返される中でも、説明責任を果たさない姿勢や、問題の根本解決を避ける態度が国民の政治不信をさらに増幅させています。めています。今後、さらなる調査と説明責任が求められるでしょうが、実際にこれで打ち切り。政権が完全に交代をしない限り、誰が総理になっても、この事を再度調査をする事はないでしょうし、もしも政権が交代をしたら、その前に資料は全て破棄をしてから政権交代となるので、追及をするのは難しいのが現実ではないでしょうか?
今回、他の問題も多数書かれている書籍、特に『アイヒマンと日本人』(著:山崎雅弘)などは、日本人に対しての倫理観を突き付けている作品となり、読む価値は多いにある内容となっておりますが、多数の書籍となりますので、全ての範囲をカバーをする。と言う事になると、それだけで書籍化のレベルになってしまうので、脱税問題にのみ焦点を当てさせて頂きました。
統一教会と自民党の癒着の方が事実としては深刻な話となるのですが、脱税と言う事で、税金を取られていない人は小数でしょうから、多くの人が自分の身として考える事が出来て、大きな騒動となりましたが、逆に考えて、税務署としてはここまでの金額であれば、脱税として認識をしない。と言う事を線引きしてくれた事件にもなりますので、自営業・起業をされている方であれば、そこの線引きで脱税をしても良いのではないでしょうか?こんなクソ国家の議員に税金を納める必要性を私個人は感じないのが本音となります。税務署が脱税を指摘したら、この自民党議員の前例を持ち出せば、前例主義の裁判では有効かもしれません。
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・『だからあれほど言ったのに』(著:内田樹)
・『裏金国家 「日本を腐らす2015年体制」の呪縛』(著:金子勝)
・『底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?』(著:山崎雅弘)
・『アイヒマンと日本人』(著:山崎雅弘)
・『検証 政治とカネ』(著:上脇博之)
・『自民党の大罪』(著:適菜収)
・『安倍晋三の正体』(著:適菜収)
・『維新観察記 – 彼らは第三の選択肢なのか』(著:適菜収)
・『自民党 失敗の本質』(著:石破茂、村上誠一郎、内田樹)
・『アベノミクスは何を殺したか 日本の知性13人との闘論』(著:原真人)
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