ジャパン・イズ・バックを読んだぞ!

ジャパン・イズ・バック

ジャパン・イズ・バック

「東大話法」でおなじみの安冨歩東大教授が、経済学・歴史学などの幅広い知見を駆使し、安倍政権を誕生させた日本社会と今後の行方を鋭く分析。目から鱗、読めば納得、胸にストンとおちる、いまだからこそ読みたい日本論。私たちが生き延びるための処方箋つき!

多少なりとも、政治的な部分も本書では含まれていますので、そうした書籍の場合には、自分の政治的なスタンスっぽい事を書いておかないとフェアではないと思いますので、書いておきます。安倍政権には批判的。嘘しかついていないから。だから、今の自民党も嫌いかな?選挙が明日あれば、山本太郎のみだね。好きな人物はチェ・ゲバラです。

で、読んでから少し時間が経過をしてしまったのですが、ちゃんとメモに沢山書いていたので、何となく思い出せるし、自分が感じた事も書いておけると思います。

保守本流ってそうだったの?

保守本流ってのはイデオロギーの問題もあるとは思いますが、今回の『ジャパン・イズ・バック』で書かれているのは、非常に興味深かったです。本書では保守本流は官僚・公務員・大企業経営者とその従業員及び配偶者になるのですが、非体制派が農林水産業従業者、寺社土建関係者、中小企業経営者と従業者および配偶者や自営業者。失業者などもこちらに含まれます。

これね、中野先生の日本の没落の中にでてくる民族と大衆に似ているんですよね。民族は土地に縛られていきている人。農業とか漁業が中心ですよね。基本的にはサラリーマンは大衆に区分されるのですが、全国転勤もないであろう中小企業であり地場産業。観光客へのお土産を売ったり、旅館とかもそうですよね。そうした会社のサラリーマンであれば、土地に縛られているから、どちらかと言えば民族かな?と思いますね。

日本の没落については、下記で書いていますが、自分の中では、かなりのヒットでした。

日本の没落

詳しくは、書籍の中身を見て下さい。と言う話になるのですが、保守本流と非体制派って、そうだったの?と思えましたね。

田中主義の説明

流石にタイムリーに田中角栄を知らんのですが、田中角栄がやってきた事が、どう言う事だったのか?その説明が著者の安冨先生なりに書かれていて、非常に勉強になりましたね。それは別として著者の安冨先生はバブルの頃、大手銀行で働いていて、これはヤバイだろう。と言う事を自覚していたみたいで、さらには上司や先輩も分かってはいたみたいですが、止める事が出来なかった。と言う話がありました。

これが戦前と同じ構図である。と言う事なのですが、でかい流れが出来てしまうと、小枝の存在では止まらないんでしょうね。今だって、世の中の大多数の人が年金を株にぶっこんでいる事を知っている人はいると思いますし、それを現金化する段階、あるいは、その前の購入を辞めた段階で株価がどうなるか?分かっている人も多いと思いますが、どうにもならないもんね。現役世代であれば、自分と子供の年金は無くなるぞ。と言う事は覚悟をしておかないといけませんな。高齢者であれば、孫の年金を溶かしている事に気がついて自責の念を多少感じている人も多いと思います。

自立の説明が面白い

自立とは、依存先を増やす事である。と言うのが、この本書を読んでいて、自分の中での一番のヒットでしたね。依存先を増やす事が自立に繋がる。だから家庭から出て会社なりで働いて依存先を増やす事が自立なんやで。と言う話なのですが、確かにそうですよね。

年齢的に上の人で、大手企業で働いている人が就職活動で上手く行かないケースが多いみたいですが、それって大手企業に依存をしていた度合いが大きい人程、苦戦する傾向があるのかな?と思いますが、これも色々と考えた点ですね。最近は働き方改革。と言う事ですが、大手企業の社長は45以上はいらない。と言う話をしていたり、中々社会の見通しは厳しいですね。

そんな私はアフィリエイトで生活の金を捻出しているのですが、依存先はグーグルですよね。これまで何度地獄を見てきたか。前提としてはグーグルの検索に左右をされるのですが、お金を払ってくれているユーザーはバラバラに散らばっていて、誰か一人からお金を貰っている訳でもないので、か細い依存先が複数に渡ってあるのかな?この辺りが会社からのみの現金支給とは、少し違う点になるのかな?と思いますが、これで、どっかで適当に会社で働いていたら、依存先を増やす事が出来て、経済的な余裕はもっと増えるのは間違いないので、やっぱり依存先を増やすのが自立なんですね。なるほどね!と言う感じです。

で、外交問題なのですが、ご存じの通り、日本はアメリカの植民地になりますが、一応は独立と言う事になっていますが、日米同盟に依存をしている状態になります。中国と仲良くしようとすると、許せない!と言う人も出てくるんだけど、依存先を増やす事で、選択肢も増えて、日本の防衛にも繋がるんでしょうね。と言う事が書かれています。

立場主義って何か?

何となく分かったような、分からないような、と言う感じで読み進めていたのですが、『エクスペリメント』を見ていたので、あー。となりました。立場主義を理解して頂くのに、スタンフォード監獄実験をイメージして下さい。と言う事が書かれているのですが、それですね。

最後の方で、スタンフォード監獄実験の事が書かれていて、あー。と言う感じになりました。

うーん。なんかダラダラと書いていますが、結構読んで面白かったです。旅先のフェリーの中でひたすら読んだのですが、数時間程度で読み終わる作品ですかね。実際問題、読み解いていく。となると、どんな書物でも時間が掛かってしまうのですが、そっちの方が良いんでしょうね。本来的には。
ただ、あれこれ、色々と読んでいくと、上記で紹介をしている中野先生の本の事ですが、あれ!?あっちで言っている事と被っているぞ。と言う事が見えたり、色々と網を張っていく感じで読んでいくと、重なる部分が出てきて、これもまた読書の一つの楽しみ方ですし、自分には向いているのかな?と思っているので、今のスタンスで良いですかね。

最近は著者の安冨先生は段ボールかな?スピーカーを作るのに夢中になっているみたいですが、元々は満州経済だったり論語の書物を書いていて、そうかと思えばマイケル・ジャクソンの本も書いています。

マイケル・ジャクソンの思想

東松山選挙の時に被っていた帽子にチェ・ゲバラがいたんでね。是非、チェ・ゲバラの本を書いて貰いたい。と個人的には思っています。

で、この記事を見てくれている人の大半にとっては、どうでも良いのですが、

とんかつ雅(居心地の良いお店)

安冨先生がきたんだって。と言う記事を追加でしたら、ご本人が見たらしく、お店に再度きたみたいです。そんな話を後日私が行った際に、お店の旦那から言われて、え?見られてたの?と少し驚きました。何が言いたいか?とんかつ雅は美味しいよ。と言う話です。


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