源頼朝亡き後、家督を継いだ頼家の代に導入された「13人の合議制」とは何だったのか。頼朝以前にさかのぼって鎌倉幕府の本質を明らかにしながら、北条時代への移行期の真相に迫る。
言うほど13人の合議制については書かれていない
見出しの通りで、タイトルから見ると、13人の合議制がどう行われていたのか?などについて書かれているのかな?と考えて読み始めてみたのですが、そうした事はほとんど書かれていない内容の書籍となっていたので、その辺りについては注意をしておいてください。ただし、内容としては面白いな。と思えるのも多かったですね。
例えば東北地方ですが、今でも東北の地名に関東と同じ地名がついている箇所が多いみたいですが、奥州藤原氏が滅ぼされた後に、関東の武士が乗り込んでいき、自分がいた地名を付けているのが名残りとなっているみたいです。関東から何かの縁で東北などに引っ越しをして生活をしている方、あるいは、その逆のパターンの方も多いと思いますが、そうした事情があったんですね。
あとは、大河ドラマでも描かれていた石橋山での戦いでの言葉合戦についても書かれていましたし、へー。と思ったのは当時の弓には誰が打ち取ったか?一本一本に名前が彫られていたんですね。何だかそれ以外の部分で見分けていたのかな?と思っていたのですが、わざわざ名前を彫っていたとは知りませんでした。この辺りのシーンも大河ドラマで出きたりしますかね?少なくとも、義経の登場の下りでは描かれていませんでしたなえ。
後は比企一族ですね。これは他の書籍でも書かれていて、その時にも紹介をしていますが、比企の棟梁が殺された時に、正代が見ていて、その記録を残していて、後に相撲取りの子孫を出していますが、埼玉県の東松山市には正代と言う地名があるんですよね。元々の小代は正代出身です。
今は地元ローカルの出版社が出してくれている、比企一族の書籍を読んでいます。徐々にですが、この辺りの時代の背景とかも、それなりにようやく自分の中でも固まってきましたかね。
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