内容紹介
忍者の子孫を訪ね歩き、東海道新幹線の車窓から関ヶ原合戦を追体験する方法を編み出し、龍馬暗殺の黒幕を探る――。
著者は全国をめぐって埋もれた古文書を次々発掘。そこから「本物の歴史像」を描き出し、その魅力を伝えてくれる。同時に、歴史は厳しいものでもある。地震史研究にも取り組む著者は、公家の日記などから、現代社会への警鐘を鳴らす。
歴史を存分に愉しみ、現代に活かせる「歴史通」になりたいあなたへ。内容(「BOOK」データベースより)
忍者の子孫を訪ね歩き、東海道新幹線の車窓から関ケ原合戦を追体験する方法を編み出し、龍馬暗殺の黒幕を探る―。著者は全国をめぐって埋もれた古文書を次々発掘。そこから「本物の歴史像」を描き出し、その魅力を伝えてくれる。同時に、歴史は厳しいものでもある。地震史研究にも取り組む著者は、公家の日記などから、現代社会への警鐘を鳴らす。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
磯田/道史
1970年、岡山県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(史学)。茨城大学准教授を経て、2012年4月より静岡文化芸術大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
歴史の愉しみ方は雑学の宝庫
大判サイズで、やべ!完全に高齢者向けの作品だ!と思っていたのですが、実際に読んでみると、面白い面白い。雑学の宝庫。と言う内容の書籍となっていました。
テレビでもお馴染みの磯田先生の作品らしく、当時を生きた人達の生活に興味を持ってグイグイと調べていき、古文書から解析をしてくれています。震災の影響もあり、震災に関連をした古文書から、最近では震災に関する書籍も多数出してくれていますよね。科学的に震災を予知するのは難しいと思いますが、科学に貢献をしてくれる材料を提供してくれていると思いますので、地震学者も磯田先生の調査をもっと活用をした方が良いでしょうね。
全部面白かったのですが、関ヶ原近辺を新幹線から楽しむ方法が、中々真似をする事が出来ないですね。完全に不審者になるのですが、これって前提として知識を充分に持っていないと出来ない事になります。
うちの親父はパンタグラフですかね?作っていた会社に在籍をしていたので、パンタグラフを見るたびに、あれは、どこの会社が作っているな。とか、何故斜めになっているか、知ってるか?とか、すげーどうでも良い話をしてくるのですが、これだって、知識がないと、そもそも気がつかない点になります。
そう考えると、俺は何もないな。と思いましたので、こうやって本を読んで、色々と知識を身につけておきたいですね。関ヶ原自体は行った事がありますが、こう言うのに、磯田先生とかがいたら、面白いでしょうね。滅茶苦茶詳しいの。
取りあえず、書籍の内容としては非常にグッドでした。
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