「ノストラダムスの大予言」「心霊写真ブーム」「口裂け女」など、戦後のオカルトの話題にはことかかない。日本を中心としたオカルト現象を、戦後というキーワードのなかで時系列的に紹介。読み物としても、事典的な資料としても活用できる一冊。
戦後のオカルト事件の総括
日本と書籍のタイトルに入っているのですが、別に日本だけではないですし、トータルで言えば、感覚的には日本の方が少ないのかな?と思います。あまり堅い作品ばかりを読んでもね、つまらない大人になってしまうので、読む作品の幅については、広げていきたいですし、個人的には、こうしたオカルト事件については大好物です。
もう紹介はしなくなりましたが、月刊ムーについてはも毎月定期購読をしております。人よりも一歩先を見据える事が出来る、サイエンス雑誌ですからね。
本書の中で紹介をされている数々のオカルトの中には、当然全く知らなかった話もあったりしたのですが、そもそも規模的にも小さな形だったりして、読んで知った所で、記憶をする事はないだろうな。と思いますが、やはり綺麗にはまとまっているのかな?とは思います。
オカルトになりますので、頭から信じるのは良くないだろうし、かと言っても、頭から信じないのも、人生面白くないですからね。バランスと取りながら付き合っていきたいジャンルですよね。
所で、知り合いの知り合いが、良くUFOを見るらしく、指先で王と書くと、来てくれる確率が上がる。と言う話を聞かされましてね。直接的に聞いた訳ではなかったので、何とも反応のしようがないのですが、マジで言っているのだとしたら、それはそれで、いかがなものか?と思えてしまう自分がいますね。
なんで宇宙人がお前の為に、呼ばれてくるんだよ?と言う話で、宇宙人なんている訳ねーだろう。とかではなくてね、何でそれで来るの?と言う感じです。オカルトの入門レベルになりますので、こうした世界について、全く知識のない人であれば、最初から最後まで、それなりに楽しむ事が出来る作品だと思います。
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