帝国陸軍 知られざる地政学戦略 見果てぬ「防共回廊」(お勧め)

帝国陸軍 知られざる地政学戦略 見果てぬ「防共回廊」

帝国陸軍 知られざる地政学戦略 見果てぬ「防共回廊」

帝国陸軍 知られざる地政学戦略
見果てぬ「防共回廊」
書名にある「防共回廊」とは、旧日本帝国陸軍が極秘で推進していた地政学的世界戦略。
それは〈満洲、モンゴル、ウイグルの独立運動を支援することで「反共・親日国家群」をユーラシア大陸に「回廊」のごとく樹立し、
ソ連共産主義勢力の南下を防いで中国共産党との連携を遮断、東アジアの赤化を阻止する〉という壮大な計画だった。
著者はこの構想に関わった林銑十郎大将(元首相)、板垣征四郎大将らの軍人や、歴史に埋もれた外交官、諜報員、現地関係者などの事跡を発掘し、戦前日本の世界戦略を再現。
同時に現代にブリッジを架け、中国の支配下に懊悩するチベット、モンゴル、ウイグルなどの民族問題と日本との関係をも浮き彫りにしてゆく。
2010年に第2回国際理解促進優良図書優秀賞を受賞した『帝国陸軍 見果てぬ「防共回廊」』(当社刊)を新書版として新たに加筆・改稿した。
内容(「BOOK」データベースより)
「防共回廊」とは戦前、旧帝国陸軍と関東軍が極秘で推進していた地政学的ユーラシア戦略。満洲国建国に続き、モンゴル、東トルキスタン(現在の新疆ウイグル自治区)の独立を支援して親日国家群を樹立し、ソ連の南下を防ぐとともに中国共産党との連携を遮断、東アジアの共産化を防止するという壮大な構想だった。だが戦後、タブーとして歴史の闇に封印されてしまう。著者は外務省の機密公電をはじめ、新資料を駆使して「防共回廊」構想の全容を解明。工作に当たった特務機関長の事跡を発掘したことは特筆に値する。「一帯一路」という新たな帝国主義で中国が拡大を続ける現代、名著を復刊し、埋もれた史実に光を当てる。

著者について
関岡英之(せきおか・ひでゆき)
ノンフィクション作家。1961年、東京生まれ。1984年、慶應義塾大学法学部を卒業後、かつて日本唯一の外為専門銀行だった東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。本店営業部、資本市場第三部、北京駐在員事務所、OECF(現国際協力機構)出向などを経て1997年のアジア通貨危機を機に退職。
2001年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程を修了。2002年、第7回蓮如賞を受賞した『なんじ自身のために泣け』(河出書房新社)で執筆活動を開始。2004年、「年次改革要望書」による米国の対日内政干渉を世に知らしめた『拒否できない日本』(文春新書)が24刷のロングセラーとなる。
著書は他に『奪われる日本』(講談社現代新書)、『大川周明の大アジア主義』(講談社)、『中国を拒否できない日本』(ちくま新書)、『国家の存亡「平成の開国」が日本を亡ぼす』(PHP新書)等。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
関岡/英之
ノンフィクション作家。1961年、東京生まれ。1984年、慶應義塾大学法学部を卒業後、かつて日本唯一の外為専門銀行だった東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。本店営業部、資本市場第三部、北京駐在員事務所、OECF(現国際協力機構)出向などを経て1997年のアジア通貨危機を機に退職。2001年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程を修了。2002年、第7回蓮如賞を受賞した『なんじ自身のために泣け』(河出書房新社)で執筆活動を開始。2010年に『帝国陸軍 見果てぬ「防共回廊」』で第2回国際理解促進優良図書優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

とんでもなく骨太な内容だった

物凄く、興味の沸く事が書かれていそうな雰囲気は感じていたのですが、後は著者がどの程度の本気の方なのか?と著者である関岡さんの事を全く知らない状態で読んでしまったのですが、どえらい骨太の作品であり、本気の方でした。

防共と言う単語は知っていますし、何故、アメリカは防共の為に日本と手を組まなかったのかな?とか、今でも色々と疑問に感じている事はあるのですが、当時の日本は天皇制であり、今でもそうですけど、共産主義と言うと資本主義が対立軸に考えてしまいがちですが、当時の日本としては、共産主義と天皇制が対立軸だったのではないでしょうか?当時の日本が資本主義を死ぬ気で守る必要性自体をそこまで感じないですね。あまり知られていないのですが、共産主義は唯物主義で宗教を認めていないですからね。

バチカンのローマ教皇がキリスト教徒のトップになるのですが、神道の神主のトップは誰か?と言われて、天皇陛下と即答出来る人は案外少ないよね。

本書に話を戻しますが、登場をしている人物のメインとなっているのは、スパイですからね。ソ連や中国共産党との連携を途絶えさせる為に、イスラムの国家を作ろうとしたり、満州国を維持させようとしたり、チベット仏教の国家を作ろうとしたり、それぞれで、それぞれの機関のスパイの足跡や痕跡を辿っていく展開になります。

要するに登場人物、普通の人は皆知らないよ。と言う事になりますので、展開を追いかけるのが大変です。著者の関岡さんは、本気だからね。凄い深い所まで行ってしまいますので、表面だけを取りあえずなぞる事に終始せざるを得ない形で、一旦読み終わりました。

著者の事は、この作品で知りましたが、年次改革要望書の存在などを、世間に広めたり。と言う事で、本物の保守ですね。薄っぺらい、インターネット界隈で、1回の書き込み、自民党を褒めて野党の悪口を書いていくら。と言う形でお金を貰っている、気持ちの悪い連中に毛が生えた程度で、書籍を発行している作家が、ちょろちょろと沸いたりしますが、全然レベルが違います。

ファンタジー国紀に辟易としている方であっても、安心して読んで下さい。ただし、内容は極めて難しいと言いますか、幾らこれまでに勉強をしていたとしても、スパイ分野になりますので、中々に頭の中で整理をしていくのは難しい作品です。でも、本当に読めて良かったですね。これからの関岡さんの作品にも注目を勝手ながらさせて頂きます。

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