内容紹介
時代の転換点に忽然と消えた「ある真実」……
本書は、古代から明治維新まで53の謎を取り上げ、闇に覆われた真相に迫る!征韓論の謎―西郷隆盛が朝鮮侵略論にこだわった真意とは 坂本龍馬暗殺の謎――竜馬に送り込まれた刺客の正体
赤穂事件の謎――討ち入りの裏側に遺されたある痕跡
関ヶ原の謎――合戦の舞台裏に見え隠れする攻防
本能寺の変の謎――未だ解けざる光秀謀反の全容
応仁の乱の謎―十一年にわたって乱が続いた理由とは 聖徳太子の謎――天皇に即位しなかった裏側
邪馬台国と卑弥呼の謎――日本古代史最大の謎をとく「鍵」
など。事件の真相に迫る日本史推理の決定版!
内容(「BOOK」データベースより)
本書では、古代から明治維新まで53の謎を取り上げ、闇に覆われた真相に迫る。ヴェールに包まれた「あの騒動」の舞台裏、事件に隠された不可解な経緯、時代の転機に暗躍した謎の男たち、教科書では語られない未解決の歴史を読み解く。著者について
歴史の闇にはまだまだ未知の謎が隠されたままになっている。
その奥深くうずもれたロマンを発掘し、現代に蘇らせることを使命としている研究グループ。
個人的な読んだ感想
これ、面白かったです。実際に手にとってみると、案外と分厚いボリュームとなっていて、読むのに時間がかかるかな?と思っていたのですが、実際に読み始めるとスラスラと読めてしまい、あっという間に読破しました。面白いのもあるのですが、それぞれが数ページで構成をされているので、飽きが来ないで淡々と読める感じですね。
最初は皆大好きな本能寺の変からはじまりますが、構成としてね、ちょっと不満があったのですが、テーマによって分類をされていて、時代ごとにわけられていなかったので、順番に読むと、時代が飛び飛びになってしまう点が厄介でしたね。本能寺の変を最初にもってくるのであれば、戦国時代をまとめて紹介をしてもらえたら、頭がすっきりとしたと思います。
日本史は好きなのですが、流石にもう時系列があやふやになっている部分が多いですし、奈良時代とか平安時代とかの知識はもうほとんどありません。日本史だけはね、偏差値で言えば75とかありましたので、科目としては自信があったのですが、大仏忘れてしまいましたね。日本史だけなら、東大に入れる感じでしたが、他の科目が50代でトータルすると60位でした。でも、今もこうして日本史の事を本を読みながら付き合っていけるのが良いですよね。
全く知らなかったのは、ええじゃないか。ですね。ええじゃないか自体は知っていましたが、あれって、倒幕の側が操ったって知っていましたか?今でも時々、魚が陸上で空から降ってくる。とかありますが、それは科学的にある程度は説明が出来るらしくて、それのお札バージョンが、ええじゃないか、なのかな?程度に考えていたのですが、動乱期に、民衆を扇動する為に行った活動だったとは。。
色々な見方についても、それぞれ提示をしてくれている内容となりますので、日本史の中でも、こうしたテーマが好きな人、あるいはタイトルを見て、グッと興味を抱いた人。購入して損はない作品ですよ。
BookLiveで読めます!
こちらの作品はBookLiveと言う電子書籍サイトで読む事が可能です。初回入会の際に、半額クーポンを貰えたりします。また電子書籍に慣れていない人でも入会前に試し読み機能を使う事は可能となりますので、取り合えず、サクッと自分にマッチをしているかどうかを試してみるのが良いと思います。
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