
カエルの楽園
内容紹介
緊急文庫化! !
単行本刊行後、物語に描かれた出来事が次々と現実に
「予言の書」と呼ばれた、全国民必読のベストセラー尖閣諸島問題、北朝鮮ミサイル問題、日米同盟の不安な行方……
危機に瀕した日本のために、著者が二年を待たずに文庫化を決断!文庫版のための加筆や、櫻井よしこ氏の文庫解説も必読です!
【あらすじ】
国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。
その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。
だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる……。若い世代から大人まで、年齢を問わず夢中になれる物語にして
すべての日本人の意識を揺さぶる新しい寓話。内容(「BOOK」データベースより)
国を追われた二匹のアマガエルは、辛い放浪の末に夢の楽園にたどり着く。その国は「三戒」と呼ばれる戒律と、「謝りソング」という奇妙な歌によって守られていた。だが、南の沼に棲む凶暴なウシガエルの魔の手が迫り、楽園の本当の姿が明らかになる…。単行本刊行後、物語の内容を思わせる出来事が現実に起こり、一部では「予言書」とも言われた現代の寓話にして、国家の意味を問う警世の書。著者について
1956(昭和31)年大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵! ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006年『永遠の0』で作家デビュー。他著書に『海賊とよばれた男』(第10回本屋大賞受賞)『モンスター』『フォルトゥナの瞳』『大放言』『カエルの楽園』『鋼のメンタル』『幻庵』『戦争と平和』等多数。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
百田/尚樹
1956(昭和31)年、大阪市生れ。同志社大学中退。放送作家として「探偵!ナイトスクープ」等の番組構成を手掛ける。2006(平成18)年『永遠の0』で作家デビュー。他の著書に『海賊とよばれた男』(第10回本屋大賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
クソ下らないゴミカスレベルでした
百田尚樹さんの作品となります。この点を知っていたら購入をしなかったのかな?と思うのですが、行ったマッサージ店の男性の若いF君にお勧めの書籍を聞いた所、こちらの書籍を勧められてたので、すぐにお店に行き、タイトルを店員さんに伝えて購入。購入した時に始めて作家名を知った感じにになりますので、まー、元々自分には合わないんですよね。
アマゾンでは好評価となっている作品となるのですが、こうした政治スタンスがはっきりとしていて著者の場合には、そうした政治スタンスに極めて賛同をしている人が読む傾向が強く、かつ熱心に応援をしているので、好評価になる形になります。別にそうした方に喧嘩を売る訳ではないのですが、私はそこまで浅はかではないですし、いわゆるネト右と呼ばれている層よりも、良心もあれば知識もある方だと思いますので、この書籍を読んでも、全く面白くなければ、これで楽しいと思える人が羨ましいと思えるレベルでしたね。
ただ、紹介をしてくれたF君は若い子でしたからね。若いのであれば良いと思います。それなりの年齢でこれを読みながら興奮するレベルの人の場合には、今頃は余命三年時事日記に騙されて、良いように煽られて、今頃は裁判で負ける準備をしているか、お金を払って弁護士にごめんなさいをしている頃でしょう。
じゃ、ボロクソに書きましょう
タイミング。この一言に尽きるのかな?と思いますが、社会党が強かった時代であれば、いざ知らず、今の社民党議員数を見れば分かりますが、鼻くそみたいなレベルだと思います。その鼻くそみたいな議員数の社会党をターゲットとした憲法9条をひたすら守る事を目的としている層が最終的には、そのカエル達のせいで国が滅びる訳ですが、だからどうした?と言う感じで、今時、憲法9条を絶対に死守。と言う立場なんて少ない訳ですよ。
でも憲法9条改正のハードルが高いと思われているのですが、それは自民党が涙が出る位のアホだからなんですよね。憲法9条を変える事が出来ないのは、自民党、特に安倍晋三と言う男が涙が出る位にカスだから。で終わりなんです。憲法9条だけを変える。ここに焦点を当てるのであれば、賛成は多数でしょう。現実問題として憲法改正に反対が多いのは、嘘つき晋ちゃんが総裁の政党が出す憲法案であれば、どうせ読む価値もないレベルのものだと思えてしょうがないからなんですね。
憲法9条は変えるべき→まー、分かります。
安倍晋三『じゃあ、私が憲法改正をします。色々と変えます』→いや、それなら遠慮をしておきます。まだ今の方がマシです。
僕の政治スタンスはこれだけです。別に自民党の強烈なヘイトでもないですし、一応は書いておきますが、住民票を見た限り、極々普通でした。自民党に関しては、どうしようもねーカスを叩き出せない点にはがっかり。と言う感じですかね。
重要な点
憲法9条を改正して戦争放棄を放棄したら、全てが改善をする。百田尚樹さんを始め、その周辺は、こうしたお花畑に包まれていますが、それは断じて違います。大事なのはソフト面であって、枠組みではないんですよ。これについては、むしろ私は民主党と自民党のおかげで多少安心しました。
民主党に関しては、心ある自衛官もいたみたいで、いざとなれば政治家に反発をして情報を公開する人間もいた。と言う事。そして自民党に関しては、自衛隊の関連法案でアメリカ様の為なら憲法違反をしても構わない。と言う事を見せてくれました。そして大事な点は逮捕者が出ない。と言う事ですね。立法府であるにも関わらず憲法違反をしても、特に刑事罰にならない。これは大事な点になります。
カエルの楽園では、敵対をしているカエル達が自分達の国にドンドンと居座り始めているにも関わらず、相変わらず三戒を守るか破棄するか?と言う事を会議で話しあっているシーンが描かれていますが、これを見て、ほら、日本も憲法9条を破棄しなければ大変な事になるぞ!と言う点を鼓舞してくれるのですが、鼻くそ物ですね。
まず、大前提ですが、国際法上、自国の防衛権はどの国も有しています。その為、日本が攻め込まれたらどうするんだ?と言う事は心配ありません。いわゆる個別的自衛権ですが、日本国憲法で仮に禁止をされていても、何も問題なく個別的自衛権は行使出来ます。本当に一方的に中国が攻めてきた場合、個別的自衛権を行使しても、国際的な問題にはなりません。仮に日本国憲法違反となりましても、誰も刑事罰には問われません。
つまり、本当に敵が上陸をした場合、憲法9条があろうがなかろうが個別的自衛権の発動は可能です。ただし、政治家にその覚悟があれば。となります。枠組み上でダメとなっていても、その覚悟を持っている政治家が多数であれば個別的自衛権の行使をしてくれる事でしょう。
逆に枠組みとしてあっても、システム的に機械が行使をする訳ではなく、あくまでも政治家が最終的な決定を下す場合には、今こそ個別的自衛権の行使である!と言うタイミングでも動かないでしょうね。現実問題、竹島についても単独提訴可能な状態ですが、訴えてやる!(かも)とチラリと言った総理大臣は私がリアルタイムで見た限りでは上島竜兵に似ている野田総理位でしたね。
領土が現実として奪われていますので、個別的自衛権を発動する事は充分に可能なのですが、何一つ動かないのは社会党ではありませんね?今の自民党政権も、何もこの竹島の問題については動かないですね。その為、これは憲法9条があるから。とか、そんなレベルの問題ではないのですよ。
枠組みを作っても、中のソフトがダメダメなら、それは絵に書いた餅で終わります。
要するに、僕たちにはそんな覚悟がありません!だからアメリカ様のお尻の穴を舐めて、アメリカ様の為に死ぬから、ついでに日本を守る。って事にしておいてね!と言うのが保守である。と言われても、私は涙しか出てこないです。
アメリカ→帰れ
中国→来たら、一度だけ警告をしてやるけど、二度目はない
韓国→オランダで会おうか
ロシア→プーさん、本当にお願いします、あなただけは勝てる気がしないです
最後は少しギャグもいれましたし、それに見合う軍事力を身につける必要は多少はあるのですが、私が一番言いたいのは、国家を周辺国からの脅威から自国を守る為に、最も大事なのは憲法9条の有無ではなく、政治家と国民の覚悟なんですよ。当たり前の事しか書かれていませんか、政治家も国民も、そもそも、その覚悟はないですよ。だから憲法変えました!では、特に何も変わらないです。憲法9条を変えたら、突然、竹島の単独提訴をして、ロシアに対して、はよう返せ!と怒鳴りつけてくれて、中国が領海侵犯をしないか?全部答えはノーでしょうね。間違いないです。
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